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2021健康家族カレンダーできました!
2020-12-09 Wed 18:16
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今年の前半に関わっていた仕事のカレンダーができました!
にんにく卵黄で有名な健康家族という
健康食品の会社が、お客さんに対して配布しているものです。

2013年と2014年版のカレンダーも二年続けて描かせて頂いて、
2015年版も描く予定だったのですが、2014年に病気になってしまったため、
お仕事に関われなくなってしまいました。それが、去年再度ご連絡をいただいて、
今年また一緒にお仕事をさせていただくことになったので、喜びもひとしおです。

以前のカレンダーと同じキャラクターたちが繰り広げる、
季節それぞれの様子を描きました。

届いた方たちに喜んでもらえたらいいなあ。
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3月19日20日放送の『極北ラプソディ』にイラストで参加しました
2013-03-16 Sat 00:16
海堂尊さん原作のドラマ『極北ラプソディ』NHK総合3月19日(火)20日(水)に放送されます。
時間は夜の10時~11時13分

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ちょこっとだけ絵で参加させて頂きました。

タイトルを見たうちの母、「極悪…?」。「極悪」違います。「極北」です。

『極北ラプソディ』公式HP
http://www.nhk.or.jp/drama/kyokuhoku/





北海道の架空の街極北市を舞台に繰り広げられる医療ドラマで、瑛太さんや小林薫さんがご出演されます。小林薫さんは『もののけ姫』のジコ坊ですね。このお二方の撮影に立ち会える機会があったのですが、ひどい風邪をひいて伺えなかったのが本当に恨めしい…。

また、同僚のお医者さんとして舞台の『レ・ミゼラブル』でも有名な山口祐一郎さんも出演されています。『レ・ミゼ』大好きの私としてはこちらも見逃せないポイントで…。(今年の舞台は急に体調不良で降板されたご様子で、この『極北ラプソディ』はぎりぎりお元気な時に撮影できたのだなと思いました。早く良くなって下さるといいのですが…。)



さて、『四十九日のレシピ』『永遠の泉』でお世話になった西谷Dから三度ご連絡を頂いたのは去年の8月でした。


今回のドラマの台本を貰って読んでみましたが、どこにもイラストを必要とする箇所がない!?


はてさて一体私に何をしろというのでしょうか?もしかして私の芸達者ぶりを知っていただけて、女優として大抜擢を受けたのだろうか?それとも私のパペット、イッパチとシゲハチの出演依頼(置物とか小道具として)だろうか?

…などと思っていたのですが違いました。イラストは存在したのです。(ちっ)


イッパチとシゲハチは残念そうでしたが仕方ありません。私だって女優デビューがかなわず悔しかったのですから。それでも私は一応「プロ」なので、そのことは全く顔に表さずに打ち合わせに赴きました。






登場人物の隠れた内面を表すために使われる今回のイラスト。数枚ですが、どこに使われているか、誰のイラストなのか、是非ともご自身の目でご覧になっていただけると嬉しいです。




…つまり、その…ドラマ、見てね…?


過去の記事:
特集ドラマ 『極北ラプソディ』 制作開始のお知らせ
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もうすぐ発売 『ロボット魔法部はじめます』 
2013-02-21 Thu 23:43
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18日の月曜日、あかね書房の編集者Eさんとお会いして、『ロボット魔法部はじめます』の書籍を頂く。

「うわ、ほんまに本になってる!」 

自分の挿絵が初めて書籍化された感慨はひとしお。今まで映像や幼児教育冊子のイラストの仕事はしてきたけれど、一つのパッケージとして手にとれるもの、しかも再生用の機材を必要としない形となると、お客さんとの距離が縮まった気がしてまた格別!思わずなんどもなんども表紙をなでなでしてしまった!



すべてのものづくりには付き物ですが、締め切りに間に合うかどうかの苦しい時期をなんとか潜り抜け、色校の修正指示もすべて終わってあとは印刷のみ、という所までこぎつけ、ようやく出版されたものというのはいとおしいですね。まあ、その…、締め切りとの戦いは自分の計画性のなさが招いた自業自得の産物なのですが…。

そういったことに付き合ってできる限りの応援をしてくれた、家族やパートナーさんにはいくら感謝してもし尽せません。




著者は中松まるはさん。


そう、二つ前の記事で担当編集者のEさんとのツーショットが載っているあの方です。



9月28日の打ち合わせの後、キャラクターデザイン、表紙関係のラフ、表紙関係の清書、本文イラストのラフ、本文イラストの清書…とまあ、大体順繰りに仕事をしていったわけですが、どうもスケジュールがうまく立てられず、順調に仕事が遅れていきました。表紙に関してはタイトルが決まらない段階で一度何枚かラフを出しましたが、やはりタイトル決定後に描いたものの方が断然しっくりくる。当たり前ですが。ちなみに、写真の表紙は編集の方のアイディアをもとに仕上げた最終版。それまでに描いたボツラフは計5枚。

本文イラストのラフに関しても結構修正がありました~。演出上の直しもありましたが、本文に書いてあるのに記憶違いをしていてすっとこどっこいな絵を描いてしまったりしたことも多々。そこにいたらいけない人を場面に登場させたり、本当は3体なくてはいけないロボットを2体にしてたり…。今風のファッションとかいうものも難しかったあるね。



しかし、一番面白く、かつ、大変だったのは、この本の中で重要な「ダンス」シーン!


子供たちがロボットのダンスコンテストに参加する、という、実際の「ロボカップ」をモチーフに描かれたこの作品では、子供たちとロボットのダンスをパラパラまんが風に連続した動きのイラストで見せています。中松さんは綿密な取材をもとにこの作品を描いており、リアリズムを重視していましたから、実際に可能な演技で、とお願いされてました。そこで、頂いた曲に合わせて踊りながら振付を考え、それをイラストにおこして、さらに中松さんと編集さんから意見を頂くという作業を行いました。



本のイラストって大変なんだな~と気が付いたときにはかなり遅れが…。



さらに、正月にいろいろ動けるはずだったのが、年末から風邪をひいてまったく仕事ができなかったため、余計におしりがきつくなる羽目に。しかし、初めはたどたどしかった清書や墨一色での彩色も、最後はだんだん描きなれてきてなんとか1月18日に全イラスト提出。そして、2月にはもう発売とあかね書房のホームページに…。



なんという世話しなさ!


編集の方もさぞやばたばたしていらっしゃったことと思います。
(いや、実際色々あったんですけど…)



…という苦労話は、読者には意味がないのだ。





面白くて素敵な本だったら、きっと小学生の君たちは手に取ってくれるよね。

ぼくらは、精一杯面白く楽しく作ったつもりです。そして、実際、そうなっていると思います。

あとは、あなた方にお任せします。



ただ、こんな本がもうすぐ出るということだけ覚えておいてください。



よろしく!
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冬のひだまり展(ギャラリーまぁる)
2013-01-29 Tue 11:37
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1月22日からギャラリーまぁるの「冬のひだまり」展に参加しています。こちらはグループ展で、私を含め5人の作家さんの全く違った個性を、そして暖かな作品を見て行ってくださいね、というものです。


一週間経った本日からは後半戦に突入。先週の火曜日に書籍のイラストの仕事を終え、25日の金曜日に遅れていた最後の作品を搬入。初めてじっくりとギャラリーの中で皆さんの作品を鑑賞することが出来ました。
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夜のギャラリーまぁるは、森の中にひっそりと佇む小さな山小屋のような感じ。扉から漏れる光が心をほっとさせてくれます。
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入って左の壁面です。一番奥に拙作を3点展示して頂いています。手前は中村豪志さんの作品6点で、彼の不思議なウサギ宇宙世界が展開していてとっても楽しい。
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入って右側の壁面から奥にかけて。3人のアーティストさんの作品がずらりと並びます。一番手前が後藤貴志さんで緻密に描かれた西洋風のファンタジックな空間が広がります。
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その後ろはミヤワキキヨミさんの作品群。色鉛筆と水彩の単純な線と色合いがリズミカルで楽しい。
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そして奥の壁は石居典子さん。アクリルや混合技法を使った作品で、瑞々しい色合いで描かれた自然や宇宙が心を穏やかにしてくれます。彼女の「かえるシリーズ」にははるか遠くを眺める目線や、希望などが描かれていてとても宇宙的。日曜日に石居さんご本人にお会いして、彼女が実際にかえるを飼っていたりセスジスズメを飼っていたりすることが判明。やった!セスジスズメ仲間だ!

彼女の作品、思い切って買ってしまいました。

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私の作品はこちらの3点。左から「雪の原地区の集会所」「みしらぬ土地のだれかへ…」「海底散歩」。日曜までの時点で最初の2点は売れました!ありがとうございます。あと、小さなお子さんと親御さんが楽しそうに見てくれていたのが嬉しかった。
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ということで、「冬のひだまり」展は2月3日まで開催中。みなさまお時間があればお立ち寄りください。

http://galeriemalle.jp

おまけ:
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こちらは金曜日に個展を見に来てくれた笹井一個画伯のスーツケースにフレイタッグのカバン、そして見慣れない珍客二人に邪魔されてギャラリーに入れないでいるチャチャさんです。一個さん、日曜日には久しぶりにお会いして色々なお話が出来て楽しかったです。追分だんごさんのお団子おいしかったね。

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中松まるはさん
2012-09-28 Fri 00:30
先日、お仕事の打ち合わせで作家、中松まるはさんにお会いしました。

中松さんは「学校クエスト ぼくたちの罪」とか「すすめ!ロボットボーイ」などの児童書を書いている大阪の作家さんです。ふつう本の挿絵の打ち合わせで著者の方とお会いすることなんか滅多にないそうですが、今回の本では中松さんが取材されたことのイメージを共有したり、本の中で重要な部分をイラストで表現する必要があるのでその説明のために来てくださいました。

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左の大きく映っているのが中松さん…嘘です。左は編集者の方で、右が中松さんです。
(私、お会いするまで「まるは」さんって女性かと思ってました。不思議な名前ですよね。)


私はこの時、まだ原稿の途中までしか読めてなかったんですが、ノートパソコンに次々と繰り出される写真や映像を見、説明をを聞いていると「こら生半可なイラストではあかんな」という気にさせられました。というのも今回のお仕事では「動き」をちゃんと見せられるイラストが必要なんです。アニメーター出身の私を編集の方が選んでくださったのもそういうことからで…。それもただの「動き」ではありません。ちゃんと…詳しくは言えませんが、一から作り出す「演技」とでもいうべきものなので、推敲せなあかんのです。

普通よりもかなり長い時間かかって打ち合わせ終了。

この日のためにわざわざ大阪から出てきてくださって、でも、一泊もせんとすぐにまたとんぼ返りしてしまいました。気の毒でした。



中松まるはさんのブログ「なんか:うだうだ~とな」こちら


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