農村取材(和歌山県西牟婁(にしむろ)郡すさみ町和深川 その3
2008-06-04 Wed 12:26
和深川の暮らしは 買い物がしづらく不便なんだろうかと思っていると
お米や野菜は自給自足だし お魚は近所の人がよく釣りに行くので
お裾分けが頂けるとか。とはいえ 車で連れて行ってくれた叔母は
乳製品や肉の加工品を持って行っていました。
どうしたって 制限はあるわけです。

イノシシも出る!!
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そんな和深川も 開発の手からは逃れられない様子。
すでに うぐいすの声のみがこだまする村の静けさは 
時折 鉄橋を通る電車の ごおんごおんという音で打ち破られているし
(特に谷間なので 音が反響します)
村の入り口辺りには イルカ形の屋根の不可思議な宿泊施設が建っていたり
また ここ1年ほどで ケンジさんの家の裏を新しいバイパスが通るとか。

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次にここを訪れる時には さらに騒がしく変わっているのだろうか
などと 感傷的になっていたら 
後から ケンタくんは狂犬病の注射がまだだったと聞いて
うーーー。

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農村取材(和歌山県西牟婁(にしむろ)郡すさみ町和深川 その2
2008-06-04 Wed 12:25
和深川の地形は 山沿いに細く長く広がっています。
左右を山に挟まれた地形ですが
最も奥まった小高い場所から見て 左手に川 線路 
右手に山沿いに民家がへばりつくように建っており 道は一本道。
その間に棚田が右手から左手へ下るようにして 広がっています。

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今回 主に見て回ったのは この一帯ですが
ここへ来るまでに 山沿いの道を左右に何度も折れ曲がりながら
その都度 これと同じような細長い地形の村を見ています。

和歌山へ来る途中の飛行機からも 適当に空中写真を撮ったのですが
こんな感じ。やはり 細長い地形が多いのかな。
(この村は和深川ではありませんけどね。)

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さて 先ほどの用水路 どこをどう通ったか
棚田の上の層へと流れ込みます。
水路は民家に近い側を流れています。

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水を張った田んぼを覗けば 音符どもがちょろちょろちょろちょろと泳いでいる。
真っ黒い 鋭敏とは言えなさそうな形の頭に しっぽだけが やけに力強く 艶かしく動くものだ。
トトロだ。
まさにトトロのおたまじゃくし そのままだ
と 本物を見て 映画と比べている自分が悲しくなりますが
本当にトトロのおたまの作画は 異様なまでに生命感があふれていたのだと
ショックを受けました。

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ケンジさんの家から 道沿いに下っていくと 
ほどなく小さな神社が見えてきます。
和深川王子神社 という名前で なんとwikiにも載っています。

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ここのお祭りは 村の小ささにしては かなり立派なものらしく
すさみ町などからも人が見に来るそうです。
社を覗いてみると 立派な作りの、、、これ何だろ? 
さらに小さなお社かな?が二つ 備えてありました。
お祭りそのもののイベントは 獅子舞だとか。

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鉄橋も 魅力的な場所の一つ。
二両編成の列車と もっと長い列車の二種類が 
かなり頻繁に通っていました。

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その昔 母が疎開をしていた頃 学校への近道ということで
この鉄橋を渡っていったこともあるそうです。
もちろん 親には内緒。
しかし 今のように 頻繁に電車が来ることはなくても
怖かったろうなあ、、、、。
スタンドバイミーみたいですな。

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農村取材(和歌山県西牟婁(にしむろ)郡すさみ町和深川)その1
2008-06-04 Wed 02:02
最近 田舎の村の様子といいますか 雰囲気を知りたくて
親戚のつてで 和歌山県の和深川という村に行ってきました。

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和深川は私の曾祖母の嫁ぎ先だったところで
母も戦時中 疎開をしていた場所。
今 現在でも まったく穏やかでのんびりとした棚田が広がり
うぐいすばかりが鳴いている そんな場所です。

和歌山の海沿いを走る国道42号線
(事故が多いので通称『死に号線』とか、、、)を田辺市側から進み
途中で 山側に入ってくねくねといくと この村に行き当たります。
親戚の家は 本当に道路の行き止まりも行き止まり。
奥地も奥地です。

google mapによる検索はこちら


大きな地図で見る

家は27戸ほどしかなく お店も郵便局もありません。
買い物をするには 車ですさみ町まで出て行かなくてはいけない。
でも 水がきれいで ここで作ったお米は
とてもおいしいらしいのです。


遠縁にあたるケンジさんという方に 昔の曾祖母の家の跡地などを
案内して頂く。ケンジさんの家のさらに奥 山に踏み入ったあたりに
あったこの家は その昔 田辺市の方に移築をしたため
(つい最近まで そのままの形で残っていたのですが、、、)
場所そのものは空き地です。ところどころ見られる石垣が
人が住んだ跡である証を かろうじて残しています。

近くには 大きな大きなシイの木が生えている様子。
基本的には この辺りの木は植林されたヒノキが主のようですが
農家の庭先には栗の木などもちらほらと見ることが出来ましたし
神社にも違う木があったかな。木の種類に詳しければ良かったのだけど。

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この辺りは「ハビ」(ハブ)が出るので 草を刈っておいて下さってたとのこと。
そうか ちょっとでも草が茂っていれば ハブが出る危険性があるのかと
改めて緊張する。

ふと見ると小さな祠のようなものが。
何を祀ってあるのだろうと 聞いてみると 蜂の巣を仕掛けるための箱だとか。
なんだなんだ。
そこここにこういった巣箱を仕掛けておくと 
上手くいくと蜂が巣をかけるのだとか。
今年は ケンジさんの家の裏の巣箱がアタリの様子。

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近くには川が流れ そこには田んぼへ水を引くための用水路が作られておりました。
用水路は 川から枝分かれし ヒノキ林の中を 苔むした石垣に沿って延々と流れていきます。
小さな滝もあり ここでは従兄弟達が昔遊んだりしたこともあったとか。
底の石のひとつぶひとつぶが数えられるくらい 透き通っています。

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用水路沿いにどんどん歩くと 線路が見え そこを超えると
再び村の奥 一番最初の写真の景色が見える辺りまで
戻ってきます。

ケンジさんの家族 ケンタくんがお出迎え。
ええと 名前からすると ケンタくんの方が長男だろうか、、、?
将来とても大きくなりそうな ぶっとい足をしておりますが
まだまだ子供で 甘えん坊らしいのです。
近づくと飛びついて来てかみかみします。

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