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2009年を振りかえる・カエル・でも帰っちゃだめデス
2009-12-30 Wed 01:13
今年は大きくまとめると

祖母が亡くなる
うつ病からの回復
イッパチ(パペット)誕生

となるのかなあ。

自分自身にとっても 自分の身近な縁者にとっても大きな事件があった年という感じです。祖母は90歳の死で大往生でした。

世間的には政権交代もありましたね。激動の年ですね。

ともかくも 自分はもう二度と欝は嫌です。あんな自分を信じられなくなる病気 いつ何時自分が壊れるかもしれない病気 絶対いや!!!ということで 薬を忘れずに飲み 定時に寝て定時に起きましょう。

なんてことをいいながらも 今年を振り返ると読んだり見たり聞いたりしたものはいろいろあるわけですね。
なんてったって 私にとっては 今年は『落語』の年!それも「桂よね吉」さんの年!だったのですが、、、。
赤文字は自分の中でオモロかったものです。 

<映画>
ヤッターマン
SLUM DOG MILLIONAIR
エヴァンゲリヲン:破(やはり物語りは肯定的な展開へ?)
G9+1 穴
ベーカリー街の悪夢(分かり易すぎるよ?)
3D映画 ボルト
屋根裏のポムネンカ(チェコのセンスが素敵)
ライアン・ラーキン路上に咲いたアニメーション(初期の作品がいい。遺作はちょっと、、、)
水ぐももんもん(3回目 いつ見ても良い)
This is it(マイケルさん良い人です)

<映画(TV)>
天国と地獄
赤ひげ
天空の城ラピュタ
秒速五センチメートル
キングコング

<映画(DVD)>
レミィのおいしいレストラン(PIXARだけどイマイチ)
ジャングル大帝(劇場版 誠意があります)
パンダコパンダ
武士の一分
バットマンビギンズ
ダークナイト(頑張ってるなあ、、、)
魔法にかけられて(Disneyもここまで来ると蛮勇というか、、、(汗))
十人十色のアニメーション
WALL-E(PIXARなのでまあまあ)
崖の上のポニョ(やはりすごい!けど映画館で見るべき)

<TV>
文珍・南光のわがまま演芸会(桂よね吉 芝居道楽(七段目ショートバージョン))
コロンボシリーズ
海のトリトン
ルパン1stシリーズ
ルパン2ndシリーズ(一部)
東のエデン
ツレがうつになりまして
川の光
ガンダム総集編シリーズ(逆襲のシャアなど) 
グインサーガ
プライミーバル(これ意外と面白いよ!)
ブラタモリ(これも好きです)
風のガーデン
NHKスペシャル魔性の難問?リーマン予想・天才たちの闘い?
ダーウィンが来た!(カレドニアカラス)
NHK新人演芸大賞(優勝者 古今亭菊六)
ぐるっと関西お昼まえ
上方落語特選(桂吉朝 かぜうどん 笑福亭松鶴 隣の桜)

<DVD・CD>
桂吉弥のお仕事です 第2集(DVD:かぜうどん 七段目)
吉朝庵 第1集(DVD:天災 蛸芝居)
吉朝庵 第2集(DVD:狐芝居 愛宕山)

THE 米朝(DVD…百年目.本能寺 CD…地獄八景亡者戯)
THE 小米朝(DVD…猫の忠信.狸の賽 CD…皿屋敷.稽古屋)
THE 南光(DVD…質屋蔵.壷算 CD…恨み酒.皿屋敷)
吉朝庵(CD:七段目・愛宕山)


<本>
シノダ!(富安 陽子 4巻)
天と地の守り人 上・中・下(上橋菜穂子 精霊の守人シリーズ読了)
ビーストクエスト(アダム・ブレード  12巻)
ミルキク日記(三厨加代子 大学時代の友人です)
ブイヨンの気持ち。(糸井重里、ほぼ日刊イトイ新聞、 長野ともこ )
団地ともお(小田扉 6巻から15巻)
この世界の片隅に(こうの史代 下巻 上・中・下 読了)
脳と魂( 養老孟司 玄侑宗久)
風のような物語(星野道夫)
悼む人(天童荒太)
水深五尋(ロバート・ウェストール)
百鬼夜行抄(今市子 17、18巻)
小田部洋一画集
人間大学 堀田義衛
モンテーニュ(堀田義衛 途中)
ハチミツとクローバー(羽海野 チカ 1巻から10巻)
鋼の錬金術師(荒川弘 19巻から23巻)
グラップラー刃牙(板垣 恵介 資料 1巻から8巻 29巻から31巻)
バキ(板垣 恵介 資料 1巻から6巻) 
軍鶏(橋本以蔵 たなか亜希夫 資料 1巻から9巻くらい?)
妖怪人間ベム 『ぼくら』連載漫画版(田中 憲 何故だか昔のメディアミックスとして存在する)
ベルセルク(三浦 建太郎 28巻29巻31巻)
ヘルシング(平野 耕太 ゲテモノ趣味 1巻から4巻 8巻から10巻)
プルートゥ(手塚治 浦沢直樹 1巻から8巻)
ライアン・ラーキン やせっぽちのバラード (クリス・ロビンソン 途中)
米朝話(桂米朝 途中)
落語と私(桂米朝 途中)
桂 米朝 私の履歴書(桂米朝 未読)
子米朝(桂 米團治)

<旅>
奄美大島(田中一村美術館)
和歌山 田辺・串本(取材旅行 海中撮影)
大阪旅行(落語旅行 心斎橋、フンデンルト・ヴァッサーの舞洲ごみ処理場、なにわクルーズ、通天閣)
神戸(従姉妹結婚式)

<落語・演劇>
桂よね吉独演会(9月5日)遊山船 たちきれ
yebisu亭(デーモン小暮・桂吉弥(ちりとてちん)・桂米團冶(胴乱の幸助)・まあくまさこ 9月26日)
桂吉弥独演会(10月13日)短命 天災 狐芝居
仮名手本忠臣蔵 後編(11月6日)
桂雀三郎とまんぷくブラザーズ(11月7日)
仮名手本忠臣蔵 前編(11月16日)
吉兆一門会@ピッコロシアター(桂佐ん吉(田楽喰い) 桂しん吉(雨降り源平衛) 桂吉弥(親子茶屋) 桂あさ吉(鹿政談) 桂よね吉(子別れ))
野田版鼠小僧(12月10日)

<ゲーム>
Wii Resort
DS-10
生活リズム計
ZELDAの伝説 夢幻の砂時計
newスーパーマリオブラザーズ

<音楽>
反逆者の歌(桂雀三郎とまんぷくブラザーズ)
サルサ・デ・ベツバーラ(桂雀三郎とまんぷくブラザーズ)

バッタもん(清水ミチコ)

WORLD HAPPINESS 2009で聞いた アサチャン&巡礼's が気になってます
あと名曲探偵アマデウスで聞いた ショスタコービチ が気になってます

ルパン音頭(三波春夫)
銭形警部のマーチ(三波春夫)

クリーニングママ号のテーマ

<その他>
花札
昭和記念公園で花見
鎌倉(鶴岡八幡宮 大仏 由比ガ浜 鎌倉文学館)
雨の日のカエルメッセージ
WORLD HAPPINESS 2009
安野光雅展(町田版画美術館)
空想庭園展(白樺兎師春作品を観る)
tatami cafe(パペットワークショップ 天文観察の会など)
メアリー・ブレア展
ノルシュテインさんの講義(池袋JUNK堂)
U.F.O.(ラビッツライブ エホンズ ユキさんDJ)
ポニョ展 男鹿和雄(絵本)原画展
恩師の退職パーティー
たぬきを見かける



にしても やはり今年は 落語に始まり落語に終わる そんな年でしたわ、、、。
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クリスマス・イブらしい何か
2009-12-24 Thu 13:41
うちの母制作のリースです。お暇なら見たって下さい。

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舞洲ごみ処理場→なにわクルーズ→通天閣 (12月7日) 
2009-12-07 Mon 23:59
落語を堪能したともねの旦さんとさっちんはん 今日は大阪市内を色々見てまわろやないかと 計画を立てております。

まずは かの有名な舞洲(まいしま)ごみ処理場!ウィーンの建築家 フンデルト・ヴァッサーがデザインしたという概観の素敵な建物ですね。ここでも ともねの旦さんの調べは行き届いております。大阪駅から環状線で西九条駅へ 桜島線に乗り換えてユニヴァーサルスタジオのある最寄り駅ユニヴァーサルシティを越えて桜島駅へ。そこからバスで行くのでございますが これがほとんど港湾の荷揚げ地帯か工業地帯のど真ん中にあるんですな。

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走り出せ? 中央線(ちょと柿色の)
ちなみにこの色の中央線は 東京ではもうありません。

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ほれほれ 見えてまいりました!不思議な建物!

さっちんはんが感動して ぱしゃぱしゃ写真撮ったはる間にも ともねはんは 帰りのバス停はどこなんや 発車時刻は、、、?と気にしてます。な?きっちりしてますやろ?建物を一周するも分かりません。ほで ここの入り口に書いたあった 事務所にお電話して確認。

ほでも 確認しといてよかったでっせー!バスなんて一時間に二本くらいしかのうてやね あと10分ほど後には出る いうんやから!旦さんと一緒で ほんっまに良かったわー ぼく。(うるさいわ!、、、て 私もそう思うけどな、、、。あそこで40分待ちは寒い、、、 さちよ)

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ゴミ処理場と通りを挟んで向かいにあったこの建物、、、一体何じゃったんかいな?

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建物の美しさ 不思議さは桁外れでっしゃろ?
あのジブリ美術館ともかなりの共通点があるんで 宮崎さんは影響受けてるんやろと思うんです と さっちんはんが。自然もふんだんに取り込んだ というよりも この方の建築プランの中には 丘の中に住居を作る計画なんかもあったので 自然と建築の融合をようけ考えてはった人やと思うんねんわ。おしくも亡くなってしまいましたが。

ちなみにフンデルトて聞いて 汚いこと考えたらあきまへんで!この方 日本通で フンデルト・ヴァッサーって百の水ちゅう意味なんやて。

***

も 駆け足で建物見て ようようバスに乗り込んだ二人組み。

次は 『落語家と行くなにわクルーズ』へと向かいます。駅は難波駅。こんな八角形の建てもんが道頓堀の横にばーんと鎮座ましましてます。
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おおっ 今日のご案内は 佐ん吉さんや!
知ってる方が説明してくれるて嬉しいもんですな?。乗船前にご挨拶。
いつもやったら 道頓堀からぐるっと堂島川通って大川から一周してくれんのやけど 今は工事中で大川から中ノ島を挟んで土佐堀川通ってUターンします。

中之島・大阪城コースマップ

さすがに噺家さんの案内は愉しい。いろんなエピソードを笑いを交えて喋ってくれはります。それをビールやお茶におつまみ食べながら聞くなんて 贅沢でんな?。
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まずは道頓堀から木津川へ出るときに 水位が変わるちゅうのんで 船を固定の場所に止め 後ろの扉を閉め 前の扉を開けつつ 水位を上昇させるちゅう高度なことをするんです。
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左は後ろの扉がしまるとこ。 右は前方の扉 脇から水が入って来て水位が上がる。

この船BGMが延々流れてるんですが こん時はサンダーバード!
上の窓がうぃ???んんと開きます。、、、なんなんやろなあ、、、この雰囲気(^_^;)

しかし 大阪の川は水位が高い!橋が低い!
船もそれに合わせて 上下出来るようになってるのんで 下がるときは上の窓はまあもちろんですが 側面の窓も閉めます。一番低い橋の下をくぐるときには 佐ん吉さん「ここが船頭さんの腕の見せ所」言うて かかってたBGMはタイタニックが沈没するときの音楽やて。縁起でもない!
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橋の下は擦り傷だらけでっしゃろ?

岸辺を見ますと 中央公会堂など 古いええ感じの建物が結構あるんですわ。温 家宝主席やらオードリー・ヘップバーンのとまったホテルやとかもね あったりして 由来のある建物ようさんあります。
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大阪城やね。側に日経新聞社の建物、,,と。

にしても ほんまに大阪は古い橋が格好ええなあ!ライオンの彫像のある難波橋(浪花橋)。ここから16の橋が見渡せるというので獅子の16てほんまかいな。『遊山船』ではここから 清やんと喜六が「ありゃ芸衆やな」「芸衆てなんや?」「芸者はんのことや」「ほな あれは舞妓やから まー衆か」言うてたんですなあ。あっつい盛りに花火見ながらなあ。あん?ぼくは川へ流したらあきまへんで さっちんはん!!!!何考えてはんのや!おそろし、、、、。
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あ これ?これは 戻り道は同じコースや中んで 佐ん吉はんの小話コーナーの一つですわ。落語の小話 仕草の他に クイズね。車へんに口がついてショベルカー、、、、とかなあ。あ ネタばらしたらあかんのか。

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12月からはここいらは フランス式のイルミネーションでいっぱいやそうですわ。水都大阪はまだ続いてんのやね。

***

さて お次は通天閣。さっちんはんはもう電車のことはさっぱりで ともねの旦さんに任せきりです。頼りないなあ。
(仕方ないやろ。ともねくんは大阪来たことあんのやさかい。 さちよ)

昨日からおもてたんですけど 大阪の通りてぱわふるでんな、、、(汗)
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通天閣のぼります。ああ そっちやないで!
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エレベーターは上からビリケンさんが見えるという、、、。
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大阪の町を一望。『愛宕山』の中で一八(あ ぼくか)が言うてた茶臼山て、、、、あの建物の手前辺りか?うー あれやったらさすがに地べたのにきびやなあ、、、(汗)。

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ビリケンさんの足は 撫でられづくしでぽこーっとへこんでます。

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わしゃ通天閣の石鹸やで!

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帰りは新世界を通って駅へ行く途中 『スワロー』ちゅうお店でお好み焼きを食べます。
朝からろくなもん食べてなかったんや。おいしかったで?。
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ほてからたこ焼きも?。

ほで おみやげは 神戸のお店のぼうしみたいなまん丸ケーキや!

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***
ところで、、、

関西のJRとチェブラーシカてなんぞタイアップしてますのんか?

夏も京都でこんなポスター見たし 
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今回の旅でもポスターやら車内広告やら。
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ほで 根付もな。
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チェブよ しっかり儲けてな。
「おこしやすー おおきにー」言うて。
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大阪心斎橋のイッパチ(12月6日)
2009-12-06 Sun 23:59
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出会いの店 『やぐら』 (12月6日)
2009-12-06 Sun 23:57
あれだけ長う書いといて まだ同じ日ぃですのや。

さて! 「吉朝一門会」観終わって ほくほくの気分でピッコロシアターを後にしたともねの旦さんとさっちんはん。次に向かったのは 桂雀三郎師匠の歌で有名な串かつの店『やぐら』。(ぱぱぱぱん!)(←これは何かというと 上方の落語家さんが拍子木と張り扇で話のリズムを取る音の真似、、、らしいです、、、 さちよ)

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こちらのHP「やぐらリターンズ!」を参考に 寺田町駅から昔ながらの商店街を通って 突き当たった大通り伝いにちょと歩いたら ありました ありました!!これがかの有名な『やぐら』ですぅ。(ぱぱぱぱん!)

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大テーブル1つ 4人がけの小テーブル3つほどのこじんまりした店やけど 近所の人とか通うて来てる そんなほんわかした所です。

さてさて ここへたどり着いた感動の二人(特にさっちんはんや) ちょうど最後に空いてた席に座り 辺りを見回すと なんと!どこかで見たようなお顔の方が!(ぱぱぱぱん!)

「や! あれ 雀三郎さんやないかいな!?」

いかにも噺家さんらしい ハの字眉毛 にこぉっと細くたれたお目目 そして 何より 頭頂部の無毛地帯とまあるく束ねられた後ろ髪!!やぐらの奥さんにそぉっと聞いたら やっぱりそうやて!何やら お弟子さんらしい三人の男性と若い女性と話しこんではる。
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「声 かけよか?」
「いや 今はやめといたほうが良いよ。タイミングとかあるし、、、。」

慎重なんはともねの旦さん。この人はいつも慎重なんですわ。電車の時刻を前もって調べる 特定の場所への行きかたもきっちりおさえとく。このやぐらへ来れたのかて ともねの旦さんのおかげなんですわ。さっちんはんとは正反対や!

(あのね 幇間ってそういうときに役に立つもんじゃないのでしょうか、、、? さちよ)


ともかくも 注文せな始まらん。
メニューはこれ!さすが「串にさせれば山でも揚げる」!!
(画像クリックしてな。大きなりまっせ。)
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お勧めは?と聞くと『雀さんセット』!これですな。(ぱぱぱぱん!)
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しょうが 玉ねぎ 豚肉 れんこん プチトマト うずら アボガド ここまでです。 
(残りの三つは 後で追加したもんです)
ショウガがでかいやろ!


雀三郎さんのほうは なかなか隙を見せん。(いや 隙って、、、(汗) さちよ)

「もう 声かけても良いかな?」
「いや? でもほら 雀三郎さんうつらうつらしてるし、、、」
さっちんはんは 気になってしゃーないんですな。


きす お赤飯 たこ焼き(!)

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牛筋の入った煮込みもうま?

そろそろ おなか一杯になってくる。

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そして最後は バナナの串かつ!で締め。


さてさて おなかも一杯になったしお勘定済ませて帰ろか という時になって
ようやく声をかけることが出来ましたさっちんはん。
「あの?雀三郎師匠ですよね?」

「11月7日のコンサート聞きました!」

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雀三郎師匠 ぼくらが あの歌聞いて やぐら目指して来たっちゅうことにびっくりしてはったわ。
「ああ でも今はインターネットとかあるからねえ」なんていうたりして。
そばにいてたんは 二人はお弟子さんの雀五郎さんと雀喜さん。それからも一人は江戸の落語家さんで 女性の方は、、、分かりまへん。だれやったんやろか、、、?

話させてもろたり写真をとってもろたり。おもろかったんは ともねはんとさっちんはんが師匠と
喋ってはる間 お弟子の人たちがさっちんはんのカメラで自分らの写真を撮りあいっこしてたことです。
なんや さっちんはんらがようつるんでる 絵本好き仲間のノリとよう似てはったんやて。
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左から雀喜さん 雀五郎さん ほんで 東京の落語家の兄ちゃん(どなたか知ってる方教えてください)。

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「やぐらの兄ちゃん」と奥さんです。

話て言うたら 『深夜食堂』のマンガやドラマの話してはったな。このお店を歌った師匠の歌がモトネタなんやて。

ともねはんは 『ああ青春の上方落語』が好きやって本人に言えた事が めっちゃ嬉しかったみたいや。

雀三郎師匠 ここの店にはちょいちょい来てるらしいですわ。もう以前みたいに深夜営業ではなくなったのにねえ。

それにしても 『やぐら』 おいしいだけでなく 楽しい食べ物屋てのは珍しいですな。
そして これまた出会いの店でもあるのでございました。(ぱぱぱ ぱぱぱ ぱぱぱぱん!)








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来る途中にあったこれ(八反田地蔵尊)に信心したおかげかな、、、?仏教と神道とないまぜやけどな、、、(^_^;)
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師匠はいなくてもばっちりです!『桂吉朝一門会』in尼崎(長いです)(12月6日)
2009-12-06 Sun 23:43
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こんにちは またまたイッパチですぅー。

横浜と大阪 新幹線で二時間と短いもんですが 金銭的にはこれが遠い!
そんな中をやりくりして ともねの旦さんとさっちんはん 
ようよう大阪の吉朝一門会を観に旅立っていきました。
もちろん ぼくも一緒です。
お・お・さ・かと言ったら ぼくです!
(生まれたんは 東京です、、、 さちよ)

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はあ、、、車窓に物思うぼく。

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ん? 尼崎ピッコロシアターのある 塚口駅。
古い町並みの残る のんびりした住宅街なんですねえ。

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ピッコロシアター 入るとチョー満員やないですか!
普通の座席だけでは足りずに 折り畳みの椅子まで出して。
こらすごいなあ、、、。

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桂 佐ん吉:田楽食い

佐ん吉さんの落語は 元気良かったなー。貧乏長屋の仲間が 酒を飲ませてもらいに知り合いんとこに行くのやけど アテの田楽を食べさしてもらうのに 言を担いで「ん(運)」のつく言葉を言うたら食べさそ という趣向の噺。
一番印象的やったんは「きゅうりん?、、、なすびん?、、、とまとん?」
「お前もうまくはずして来よるなあ、、、なんかあるやろ」「かぼちゃん?」
「そやそや それやがな!あるやろ「ん」が二つつく呼び方!」
「、、、、、パンプキン!!」

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桂 しん吉:雨乞い源平衛(小佐田定雄 作)

小佐田さんって NHKの新人落語大賞の審査員なんかもされてる あのおっちゃんやね。
しん吉さんが優勝を取り逃がした あの新人落語大賞のね!(しーっ さちよ)
村の庄屋さんが 日照り続きの村に雨をと 昔の雨乞い名人の子孫の源平衛に「雨乞いせえ 雨乞いせえ」と詰め寄る噺。噺自体も良く出来てたし しん吉さんも新人大賞のときよりリラックスしてて良かったです。町人のお話が多い上方落語で お百姓の話を書きはったのがおもろい。あと 太郎作と次郎作のぼけーっとした会話が 本筋だけでなしに周りの情景描写につながってて良かったわあ。

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桂 吉弥:親子茶屋

中盤のトリといったら やっぱりこの人でしょ。吉弥はん!
出て来はった途端に うわあーっ 拍手!拍手!拍手!

親子茶屋は 前半が若旦那の道楽遊びを諌める親旦那と息子のやり取り 後半が そうはいってもかなりの極道の親父さんが廓で年寄りの一人遊びと「狐つり」という顔を隠しての鬼ごっこを芸者衆としてるところへ 粋な遊びをしてるなあと若旦那が子狐として入って さあ ご対面!ちゅ噺です。

まくらでY團冶師匠に触れはって 「まさか親の貯めた金を使って遊興するような息子はおらんやろと思てたら こんな身近にいたはったんですねえ。せやから これは落語は落語ですが ある意味ドキュメンタリーで、、、、」言うてはりましたなあ(^^;)

小言に慣れてしまった生意気な若旦さんと親旦さんのかけあいが めちゃめちゃ可笑しかったです。


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<中入り>


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桂 あさ吉:鹿政談

あさ吉さん、、、初めてやったんやけど 出てきたとたんに なぜか客席がくすくすくすくす。
まあ なんちゅうか見てると ちょっと神経質ちゅうか たどたどしいちゅうか、、、。
けど 普通に喋ってるだけなんですけれどねえ。

「え? この張り詰めた空気は一体なんなんでしょうか?普通に喋ってるだけなんですけど。ちょっと怖いです。」とか言うてはりまして。

、、、て 後から だんだんと分かってきたんですけど この方よね吉さんが後で言うてはったように びみょ?な間ぁの持ち主なんですわ。
なんて言いますか 天然ちゅうのん、、、?

最初は 年季明けのエピソードやご自分の手相をプロの方に見てもろた話『始末(金儲け)の極意』ちゅう落語のハプニング、、、ほで どう続いていくんやろと思てたら 何の脈絡もなく「それでは 奈良のお話を一つ」て!
まくらで うわーっと盛り上がっていった空気が ストーン!落ちましたがな!

いや『鹿政談』はおもろかったですよ!鹿を殺したら極刑に処せられる そんな時代に誤って鹿を殺めてしもた豆腐屋を お奉行も 周りの役人も「これは鹿に良く似た犬である」ちゅうてかばうという、、、お話しも上手やったし。

せやけど なんで手相や金ためる話から ぽーんと奈良の話に飛ぶんや。
吉朝師匠が 「あさ吉はうちの一門の飛び道具や!」言うたんはそういう意味かいな?
(ないないない!! さちよ)

左手の生命力ないて嘘ですよ。長生きしますて、、、もごもごもご
(えーかげんにせぇっちゅうのに! さちよ)

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桂 よね吉:子別れ

うわーっ 満場の拍手の中「待ってました!」と大向こうを張ったのは さっちんはんではなく 後ろのおっちゃんでした。絶対 声かけたろと思ってたのにぃ と 歯噛みしていたさっちんはんでしたが なんとか「たっぷり!」とだけは 言えたそうです。(けど さっちんはん声小さいからな)

淡々としたあさ吉さんの語り口から 打って変わって メリハリのあるよね吉さんの語り口。
大いに盛り上がります。

まくらで話はったんは あさ吉さんが一門会に出たくない二つの理由。
一つは「トリをとりたくない」。これは100歩譲ってみんな納得したんですが(って 納得しないな!)二つ目の理由 これが「一門会に出ると よね吉がまくらで触るから」やそうです。余計 色々言われて逆効果やったけど、、、(^^;)

あとは 自分は38になるけどまだ独身で 理由は女性が怖いから てな話。
新婚初夜の新婦さん もんのすご念入りにお化粧して(このときの仕草が抱腹絶倒!) ほで旦那さんの寝てるところへ座ると ぷう と おならが出てしまう。もう 何度も何度も 顔を両手で隠しながら「あの、、、あんた、、、?いまの聞いた、、、?今の、、、地震?」「地震??それは 屁の前か後か?」
、、、そんな女性が どうして年振ると違う生き物に進化するんでしょう、、、、
そんなまくらですが よね吉さんの 女性の仕草は絶品ですなあ?。


さて『子別れ』。
腕は立つ大工やけど 飲む打つ買うに稼いだ銭を全部使い込むろくでなしの熊はん。 
おかみさんと息子のかめ吉を追いやって なじみの芸者を請け出すけれども これがとんでもない女で しまいに男作ってどこかへ逐電してしまう。はたと自分の間違いに気づき 心を入れ替え真面目になった熊はんが かめ吉と出逢うて もとのおかみさんや幼いかめ吉の苦労を知る。熊はんもおかみさんも互いにもとの鞘に戻りたいが なかなか気後れしてしまって 足が前へ進まんところへ かめ吉のいじらしいとりなしで目出度く再会、、、と。


涙の中に笑いあり 笑いの中に涙あり このユーモアと切なさがこう巧みに折り重なって ミルフィーユのように微妙な味わいをかもし出しているのですよ。三者三様の心の機微が伝わってくる 渋めのミルフィーユやねんわ。じ?んとくるで。 

かめ吉 えらい!可愛い!いじらしい!



<公演後>



さっちんはん よね吉さんに差し入れを渡すんやと売り場のお姉さんに頼み込みまして楽屋のほうへ、、、。
こういう時のさっちんはんは 頑張りますな。
普段も こないに仕事頑張りはったらええのに、、、。(、、、八ッ 殺気(汗))


よね吉さんに 早めの誕生日プレゼントです と 似顔絵と和菓子を渡してはりましたな。
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ほたら よね吉さん「あ あなた からすさん!? あなたは打たれ強いねえ?!」て。
さっちんはん よね吉さんとこの掲示板でちょと色々あったそうで 場ぁの空気悪うして迷惑やったら 書き込むのやめよかな思てたんやそうですが よね吉さん自身はあんまり気にしてないようで ほっとした言うてました。

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ぼくもツーショットや。わははーい。
(もぐたん、、、? さちよ)


皆さん忙しそうにしている中 さっちんはんちゃっかり色紙を書いていただいてました。
出演はしてなかったけど 吉の丞さん吉坊さんと一門全員いたんやそうです。
色紙足らんで 吉坊さんのだけは無理やったみたいやったけど 舞台番をしてた吉の丞さんのはゲット!

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輝き賞をとった吉の丞さんのや!

けど よう見てください。宛名は書いてないですやろ?
あれ 高なったら売るつもりですのやろ?
なあ なあ?
(せえへん せえへん!!! さちよ)



しかし あれでんな。
佐ん吉さんが言うてたように 師匠がおらんでも 一門会 ほんまに充実してましたな。
しん吉はんが 上三人はレギュラーで あとの二人は手の空いたもんがやるいうてましたが いつか全員そろって 一門会開いて欲しいもんですな?。

7人の侍、、、7人の小人、、、ん、、、?

ま ええか。




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さてさて ピッコロシアターを後にした ともねの旦さんとさっちんはんの向かった先は 桂雀三郎師匠の歌で有名な 串かつ屋『やぐら』(ぱぱぱぱぱん!)

そこで 二人を待ち受けし運命は、、、、?
<つづく>
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