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乗り鉄しん吉落語会 vol.4 (7月28日)
2010-07-28 Wed 23:00
最近 大怪獣レモネードのことばかり日記に書いていますが もちろんわたくしの生活はそれだけではありませんで、、、作品制作やお仕事もぼちぼちやったりしているんですよ。

さて 7月28日 RedPepperの乗り鉄しん吉落語会vol.4に行って参りました!
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落語のない生活はやはり退屈で退屈で、、、。

しん吉さんは 桂よね吉さんの弟弟子。

かけはった演目は
<遊山船>
<乗り鉄トーク>
<深山隠れ>
の三本でした。
(って<乗り鉄トーク>は演目じゃないか、、、(^_^;))

<遊山船>
最初はちょっと固いな?というか 喜六と清八の会話が威勢が良すぎて 真ん前の席で見ていた私には ちょっと五月蝿いくらいだったのですが 見ているうちにだんだん自然になっていきました。

しん吉さんは細かい表情やしぐさを良く拾っている方やなあ、、、というのは 客が卵焼きをなかなか食べないでショウガばっかり食べてるのを見ている喜六のいらいらした羨ましそうな様子が良く出てたりして 間近で見ていて楽しいんですね。

客が芸者の胸に手を突っ込んでいる箇所や 「川へ落ちても流れんように」なんてシャレたセリフおならでいうたるわと喜六のかみさんが言う箇所はしつこくやらずに 上品に納めていたな という感じです。

<乗り鉄トーク>
しん吉さんの場合 これがまくらにあたるのでしょうか?それともただ喋りたいだけなのでしょうか?まあ そのへんはいいとして、、、えー 詳しい内容は忘れました。だって 鉄じゃないんだもん、、、。「200系300系400系、、、」なんて数えられても 乗り鉄の皿屋敷かと思うくらいで、、、。

今回の旅は 青春18切符を使って東京へ来たので その辺りの話や ユースを使うことが多いんですがみたいな話やったと思います。

ああ 思い出した ユースを使うことが多いのですが ユースに集まる人種のうち 大体三種類いて それが自転車乗りの人たち バイクで回ってる人たち そして鉄の人たち。自転車乗りとバイク乗りは どこどこのお弁当はおいしいとか どこどこの坂では天気が変わりやすいとか 情報交換が出来て また 翌日も同じ方向へ出かけて抜きつ抜かれつしながら同じホステルで出会ったり というほんわかした 友情のようなものが芽生えるのですが 鉄だけはその輪には入れず ひたすら時刻表とにらめっこである ってな話をしてましたねー。

<中入り>

RedPepperはご主人の趣味と実益のみで成り立っているようなバーに見えました。
落語好き、ライブ好き、そして鉄っちゃん。
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人間国宝の手ぬぐいでっせ! それと 吉朝一門のサイン入り手ぬぐい!
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壁はこんなん。

<深山隠れ(みやまがくれ)>
なかなか演じられることのない 珍しいお話だそうで、、、。

あるところに御難(興行が上手く行かず 仲間がばらばらになった)にあった噺家がいて それがふらふらになってたどり着いた天草の海の側の村にいついてしまう。あるとき 年に一度の町への買い出しに20人ほどの若いものが噺家だった男を案内として山越えをして出かけていくも帰って来ない。

いぶかしく思った村人たちが 何度も捜索隊を派遣するがそのたんびに帰って来ないので 村には男手がいなくなってしまって 残るは庄屋の息子二人のみ。その兄も戻らなかった道を 弟が大小を帯刀して向かってみると
美しい女性、、、しかしその様子はどうも狐狸妖怪のようにも見える。

そこで 武士の修行もしたことがあるというこの弟 娘をかっさばき その手下の山賊たちの首をとんとんとんとんとーんと落として さらに出口のない釣り天井の部屋でも山賊どもの残党を殺してつきつめたところ この家の親方が1000人の血を神様に供えて大願成就となる ということで 村人たちを殺害していたと知る。

そのお頭と呼ばれているのは なんと 90から100に手が届こうという老婆で 夫が天下に恨みを持ったまま死んだ森(もり)宗意軒(そぉいけん)。芝居やったら格好よく決まるのですが 落語ではふらふらのふにゃふにゃの婆で 逃げる逃げる。それを捕まえて 近くの川へざぶざぶーっとつける。「お前も侍なら なぜこの婆を殺さぬ」「宝物のありかを白状せい」「なぜにこの年寄りをえらい目にあわすのんじゃい」「婆は川で洗濯じゃ」(桃太郎のパロディ)


えー 最初の噺家さんは途中までで主人公役を降ろされてしまうのかい?とか いくら庄屋さんの家が名字帯刀を許されていて 修行したといっても 谷を天狗性飛び切りの術で飛べるとか こうは強くなれへんやろ というつっこみはなしにして 現代的なくすぐりもあり なかなか面白いお話でした。しん吉さんも こちらの方がリラックスしていたみたい。

声質が近いのかなあ、、、ふとした拍子に しん吉さんの声が吉朝さんに聞こえてくるのが不思議でした。

遊山船はしん吉さんが吉朝さんに入門しようと心に決めた演目である とういことでしたが はたして吉朝さんの遊山船を知っている方にはどう聞こえていたのでしょう?

深山隠れ詳細はこちらのHPへ
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakug196.htm

<Nゲージテーブルとしん吉さんへのご挨拶>
RedPepperでの催しはここからが本番!?なのかもしれません。

マスターが「しん吉君 今日はここに泊まっていくんで 彼と飲みたい人はどうぞ!」と言ってくださったり 壁の一部をかぱあっと倒すと そこにはなんとNゲージの街並みが広がったり。そこへ わらわら?とA5ほどのサイズのプラスチックケースをかかえて集まってきたのは主に年配のお客さんで ケースの中にはぎっしり可愛らしい電車がひしめいている始末。

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ちゃあんとしん吉さん初め出演者ののぼりが立ってるの 見えますか?
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しん吉さんへ差し入れならこれだろう!と わざわざ東京駅のまめぐい屋へ行って買ってきた山手線、東海道線、そして東京駅手ぬぐいに包んだお菓子を渡したら 「ああ まめぐいですね」って知ってはった?。がっかりしたものの 鉄仲間ではすでに有名なんだそうで。

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しん吉さんの手ぬぐいも壁に。七人兄弟の真ん中が自分 ということで 中心に自分の名前とお嫁さんの名前が。
マスターが「別れたらどうするんだろうね」なんてシビアなことを。結婚一年目の人にそれはないよなあ。
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後から送っていただいたしん吉さんの手ぬぐい(結婚前バージョン)。
こちらは鉄道線路の先っぽが「し」と「ん」(と「吉」)になってるんですね。
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大怪獣レモネード in 横浜
2010-07-26 Mon 18:34



私と大怪獣レモネードとの戦いはまだ続いている。

もともとの出会いは習い事の帰りに見つけた自販機から始まったのだが その習い事の場所が変わったので 最初の戦いは三回で終わったのだ。

だがしかし 和歌山でも再会を遂げ そして 今日 例の変更後の習い事のビル内でも 同様の自販機に巡り合ったではないか!!?


これは運命に違いない。運命の赤いウルトラマンの糸だろう。



そして 私は迷わずボタンを押した。



ダダとの出会い…。


もう こうなったらウルトラマンとウルトラセブン ウルトラQくらいは知識として見とかなきゃならんのじゃなかろうか…(-_-;)
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ウルトラ大怪獣レモネード in 紀伊田辺2!
2010-07-19 Mon 00:00


さて 紀伊田辺2泊目にして挑戦した結果は…

またまた キングジョーでした?。

うーん 以前食玩を集めた時に 同じ種類のものばかり当たってしまうという悔しい状況が続いたことがあった。

今度もそのパターンではないことを祈る。

ちなみに 過去に当たり続けた食玩は 蘇る鉄人 で 8個くらい出続けたろうか。

なんか 面白いの当たれよー。
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ウルトラ大怪獣レモネード in 紀伊田辺!
2010-07-17 Sat 21:50

法事の関係でシティプラザホテルに泊まっていますが まさか… まさかここで 大怪獣レモネードに再び出会えるとは!!

早速 買って見ると 一発目でバルタンがでた!

これは 幸先がいい!…法事で幸先がいいってどういうことだろうか…?
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第31回 YEBISU亭 桂吉坊/月亭方正/柳家喬太郎/(まあくまさこ)
2010-07-01 Thu 18:18
さてさて もう7月になってしまいました、、、。年の半分が過ぎてしまって自分は何をしていたのか分からなくなりますが 6月27日のYEBISU亭は充実してましたよ?。

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yebisutei.jpg IMG_9873S.jpg(クリックしたら大きくなりますよ)


コント:
山崎邦正さんというお笑いの出で 最近落語家にもなったという方が 座布団ひっくり返しながら吉坊さんは「まだ中学生」喬太郎さんは「あの方はきっともう60行ってるやろなあ」など色々話しているところへ 吉坊さんが入って来て「北山なんで(おなかすいてるんで)縄をたぐりに(うどんかそばでも食べに)いってきます」と出てったり 喬太郎師匠が普段着でウルトラなんとかというロゴの入った袋を下げて「いや ぼくは昭和38年生まれだよ」なんてな話をしていて 最後に喬太郎さんのアナウンス「今日もしっかりやっつけ仕事!」の一言で幕が開きました。
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桂 吉坊:崇徳院
本来の落語なら 方正さんの方が先に出るんでしょうが テンションを高めておこうという目的なら この順番で良かったんでしょう。

まさに立て板に水のごとき流れるような口調で 「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の」という上の句だけを便りに 今にも恋の病に死にそうな若旦那のために そしてご褒美の300両のために どこかのいとはんを探して駆け回る熊五郎はんの苦労を描いておりました。もう ぐだぐだのへとへとになって立ち寄った床屋で 同じように若旦那を捜して歩いている男を探し当てた時の 今にも泣き出しそうな顔 わなわな震える手、、、可笑しかったです?。

月亭 方正(山崎邦正):鼻ねじ
いや? まだ落語家になって一寸しか経ってないということで心配だったのですが 芸人歴が長いだけあって 普通の落語家とは別の意味でちゃんとエンターテイメントにはなってましたね。ちょっと 聞いていてがちゃがちゃ五月蝿いかな?とも思いましたが でも 意外と上手じゃな?い? というのが正直なところでした。 

今夜も踊ろう:
プロデューサーのまあくまさこさんを入れた 4人のトークですが まあくさんのぼけっぷりというかマイペースぶりに笑わせられました。それぞれに今マイブームになっているものを持ってきてもらう という趣向で 吉坊さんが「マイブームという訳ではないけど、、、」と踊りの扇子(お座敷用と舞台用でまた違う!)から落語の扇子 そして 開く必要がないから普通の扇子の半分しかない講談用の扇子を見せてくれました。喬太郎さんは 講演先で手に入れて来たウルトラマン関係のストラップ---といっても 信楽焼のたぬきを抱っこしてるバルタン星人と 北海道の熊に喰われているバルタン星人を見せてくれまして,,,まとまりのあるようなないような。一応 先代小さん師匠がたぬき好きだったということで 信楽焼の方は柳家バルタンと呼んでいるとか。

信楽焼バルタン
http://image.blog.livedoor.jp/powerfood/imgs/e/2/e21be726.jpg

北海道バルタン
http://item.rakuten.co.jp/akanko/10000467/

中入り

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こちらは フリービールにポテチ(遠赤外線で処理しているのでカロリー138kcal!)が頂けるので 嬉しいですなあ。


柳家喬太郎:死神

この方の落語は この1月に行った池袋演芸場の二之席でおやりになった『寿司屋 水滸伝』しか知らなかったので 笑いについては上手な人だとは分かっていたのですが 死神は小三治師匠のこわ?いのを見てましたので あそこまで怖くできるのかしら、、、?と思っていたら いや やはり凄いですね。喬太郎師匠も死神のセリフ一つでその場をシーンとさせる力を持っている!死神の声を出す時は ちっとも大きな声じゃないのに,,,,不思議だなあ,,,。凄みがありましたねえ。ただ 小三治師匠と違うのは その凄みの中にもなんだか間抜けな笑いが入って 夏の夜が気分よく終わることができた締めでした。

最後の本当に怖くなる場面で ぴぴぴぴ と 誰かの携帯が鳴って 「あ だれだこのやろう!どうする 喬太郎師匠!?」と思っていたところ 死神の役のまんま「携帯が鳴ってるぜ,,,,」「早く出てやんな、、、」「大体人の話を聞くときゃあ 携帯なぞ切っておけ,,,まあいいや、、、」と雰囲気を残したまま納めて流石!!と。

最後に 彼に感想を聞いたら良いこと言ってました。
吉坊さんは ギターなんかで言うところの超絶テクニックを見ているようだったし 喬太郎さんは 安心して聴ける感じだったですって。

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最後に 吉坊さんにサインを頂きに参りまして これで吉朝一門のサインコンプリートであります!うれし?。
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