スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | | |
佐野洋子さんの死と ある企画
2010-11-14 Sun 12:45
とある企画がありまして 映像の企画がありまして 私はそれにちょびっとだけ関わるはずだったんですが それが今や様々な原因で頓挫してしまっています。

脚本が先日亡くなった佐野洋子さん。『百万回生きた猫』の作者の方です。

これは 今こそ遺作ということで プロジェクトの続行を願いたい!
是非願いたい!!

逆に今を逃すと 映像の公開時機を逃すよなあ…。

そんな風に思う あたくしでした。
(私の金銭的には儲けにならないんすけどね。)
スポンサーサイト
別窓 | アニメーション | コメント:2 | トラックバック:0 |
桂かい枝独演会@さばの湯(11月13日)
2010-11-13 Sat 23:59
IMG_1785S.jpgIMG_1787S.jpg

というわけで 初「さばの湯」体験をしてまいりましたー。

吉坊さんのブログで何度の名前が出てくるさばの湯。なんだか吉坊さんの場合 やたら立派な席亭が二人もいるらしいさばの湯。どんなところかずーーーーーっと気になっていました。

IMG_1789S.jpgIMG_1790S.jpg




と 同時に気になっていたのが桂かい枝さん。

以前 以前『笑いが一番』で『丑三つタクシー』を拝見していて 上手な方やな と思ってました。また英語落語もHPで配信されているのを見てたんで興味心身だったわけです。その かい枝さんがさばの湯にやってくる!
幸い仕事の合間ということもあって 行ってきました。



良かったですな???!!!!




IMG_1804S.jpg

いや かい枝さんの落語が良かったのはもちろんですが さばの湯の雰囲気 あれがいいんですわ。

こう こじんまりとしてね 銭湯をイメージした内装という雑多なイメージ(でも きちゃならしくはないんですよ)でね 気取らない。開演前にお客さんが入ってきて おでんやなんかで腹ごしらえをしているときに 出演者のかい枝さんがふっと入ってきはって「あ こんにちはー」なんて言ってくれて 一緒に飲みもの飲んでおしゃべりしてくれて…。お客さん同士でも仲良うなって…。
IMG_1793S.jpg
「あ こんにちはー」

これは さばの湯独特の作法なのか。かい枝さんだからここまでフレンドリーだったのか…。
これが 楽しい!

IMG_1806S.jpgIMG_1796S.jpg
片方がカレーピザで片方が酒盗ピザ。そんなんどっちがどっちや分かるかい。


かい枝さん自身 この日でまださばの湯2回目だったんですね。
(ちなみにかい枝さんは桂文枝一門の落語家さんです。三枝さんとか文珍さんが兄弟子におられます。)
IMG_1795S.jpg



<いらち俥(英語落語 "I am in a hurry")>

まくら

今は亡き桂文枝師匠の話。大変ものを大事にする師匠だったそうで たんすの上に箱が三つおいてあり一つは『夏用のズボン』もう一つは『冬用のズボン』そして最後は『はかないズボン』。捨てえっちゅうねん。また その師匠が別荘を建てたとき 床がちびるから静かに歩け!と弟子は叱られたもんだそうですが そこで新年の集まりに近所のフラメンコサークルのおばさんがたが踊りを披露したいと申し入れ フラメンコが何かを知らずに快く受け入れてしまった師匠 当日になっておば様方のステップにぐぐぐっと…。

自分は英語落語をやっていろんな国に行ってますから 今日なんか全然負けてませんよ?。去年の9月に行ったのがブルネイという国で イスラムの戒律が厳しいんです。ですから女性はブルカという黒い布を付けてるんでみんなパペットマペット状態です。ただ一つ分かる反応は お客さんが笑ってはると口の前の布がふよふよふよと揺れると言う…。


英語を面白く教えてくれた先生がいたので 英語好きになり 英語落語を始めたとか。この先生の教え方がアクションイングリッシュと言って 動作と英文を一遍におぼえるという方法でした。ペンを拾って見せて"Pick up a pen."とかね。
"Mr.Yamada, is this a pen?"
"Yes. It is!"
これ 英語やから良く聞こえますよ でも 日本語で考えたら
「山田君 これは ペンですか!?」
「はい!!これは ペンです!!」…。

それから 一つの文型から色々な文型を教えてくれました。
"I am a boy."「ぼくは少年です」があるとすると…
"Am I a boy?" これはいやですねえ。「ぼくは少年でしょうか??」
"I am a boy, amn't I?"「ぼくは…少年…ですよねえ?」なんの確認やねん?
"I was a boy."「私は少年でした。」今は?

それから教科書がイラスト付きでね。太郎さんと花子さんというキャラクターが出てくるんですよ。
"Taro, where are you from?"
"I am from Japan. Hanako, where are you from?"
"Oh really? I am from Japan, too!!"

「太郎君、あなたどこの出身なの?」
「ぼくは日本出身です。花子さんはどこの出身?」
「あらー本当に?わたしも日本出身なのよ!!」
…太郎さんと花子さんですからねえ…。

あと 日本語と英語で同じ発音でも全然違う意味になるというのが 近畿(キンキ) という言葉ですね。kinkyというのは「変態な」という意味なんで 近畿大学の名誉教授です ちゅうて外国で受けたりする先生の話や キンキキッズなんか絶対あきまへんとかね。


本編はこんなお話です。正午に教会に着かねばと男が人力車を探して 鈍いのに悩まされたあげく ようやくみつけた人力車の速いこと速いこと!!電車とのスピード競争も大好きというとんでもない俥屋。一台目の電車は軽く追い越し 線路を越えることができたんですが 次の電車は特急で着いたところは…?というお話。別のオチのバージョンも教えてもらって 外国での反応がずいぶん違うということも知ったり。

江戸の話では 確か東京駅へ行きたい→京都まで行っちゃった→また東京駅へ→「旦那 どこへ行きなさるので?京都まで。」というオチだったかと思うんですが 関西ではどうでしたっけ?英語落語では違う展開になっていますがちょっと毒のあるオチで面白かった。

話だけでもしっかりできていますが かい枝さんの落語はジェスチャーや表情が豊かで楽しい。逆に生で観られないと半分くらい損します。


終わった時のかい枝さんは ぜえぜえ ぜえぜえ…。

<ハル子とカズ子>

豪華客船に載って仕事した時の話がまくらです。
関東と関西のお客さんでは 反応の仕方が違いますねえ。関東の人はなんか批評家みたいで「かい枝さんの落語は米朝師匠の型ですか?文枝師匠の型ですか?」とか聞かれたりします。反対に関西の人は ほめてんのかけなしてんのか分かりませんね。特におばちゃんなんか「かい枝さんの落語 めっちゃ面白かったわあ…思てたより。」やっぱり関西の人のほうが なんでも楽しもうという感じがしますね。

かい枝さんには94歳のおばあちゃんがいて スイミングスクールで25メートル泳げるようになったとか。インストラクターのお兄さんが「おばあちゃん これやったら三途の川も自分で泳いで渡れますな」というたら 今度はターンの練習を始めたとか。

本編は公園で出会った二人のおばあちゃんの会話で進んでいきます。
「ハルちゃん 久しぶりやなあ」「ああ 誰やとおもたら…あんた誰やったっけ?」「カズ子や」

「テレビの連続テレビ小説 朝とお昼の二回あるやろ。あれなあ お昼のほうが役者さんがお芝居に慣れて おもろいわ」「何言うてんの 違う違う。朝のほうが新鮮や。」

など おばあちゃんたちのぼけっぷりが大変に面白いのです。

おばあちゃんのしぐさ 表情もとてもよく観察してる?という感じで 特に前かがみになって胸のあたりを上に押し上げる仕草(昔は 髪に鬢付油がついてましたからね それが着物にも付くといかんというので襟を押し上げる という動作なんだそうで)が印象深し。


ただ うちの母などに言わせると 老化現象をネタにした噺は残酷な感じがするので不快やとのこと。

それはそうかも…なあ…。難しいとこです。

中入り
IMG_1813S.jpgIMG_1794S.jpg

IMG_1801S.jpgIMG_1802S.jpg
「あ? 彦いち兄さんも出てるんや?。電話してみようかな?」とかい枝さん。

<豊竹屋>
まくら

今は大阪の芸能も盛り上がっておりまして 落語もそうですが文楽なんてのも流行っているんですよ。
浄瑠璃を人間でやったら歌舞伎 人形でやったら文楽ですね。
すべてにおいて大層なんですが 浄瑠璃の場合は人形にあわさないかんので笑い方とか大層ですね。
「ん????………だぁはぁーーーーーーー!!!」危ないですねえ。
泣くのでも大層ですね。すすり泣きですね。
「はぁぁぁぁ? ずぞぉぉぉおお はぁぁぁぁ? ずぞぉぉぉおお」…。

昔 大阪で浄瑠璃が流行ったことがありまして ここにおりますのが なんでもかんでも浄瑠璃にして歌ってしまう なんちゃって義太夫歌いの豊竹屋節衛門という男。朝のお風呂から 朝ごはんのおかずにおみおつけの具のことまで なんでもかんでも浄瑠璃に。おかみさんが「なんでこんな人と一緒になったんやろ…」と嫌気を催すほど。

そこへ どんなでたらめな節にでも伴奏を付けますという「かりんどう八(漢字分かりません)」という即席の三味線弾きがやってくるのですが これがホントの三味線は持っておらず 口で三味線の音をまねて出すという口三味線。

「二十五日のお祭りは?」
「はあ テンジンサーン テンジンサーン」

とか

「去年の冬の大みそか 米屋と酒屋に責められて」
「はあ テンテコマイ テンテコマイ」

とか

「そばのようで でない うどんのようで でない それはなにかと尋ねたら」
「トコロテン カンテン」
「それを あんまり食べ過ぎて 腹を壊して駆け行く先は」
「はあ セッチン セッチン セッチンセッチンセッチン」
「汚いねえ」

なんて 掛け合いを楽しむのですね。

古今亭菊六さんが2009年の新人演芸大賞でやったのを見てたので一応の筋は知ってましたが 向こうは南こうせつの歌を混ぜたりして 現代的なくすぐりを入れて工夫してましたが こちらはほぼ古典のオリジナルです。また 菊六さんは江戸落語の人ですが 三味線弾きのほうが変に関西弁っぽかったし 大阪で浄瑠璃の流行った時期があったという導入部分から考えて もともとは関西のほうのお話だったみたいですね。

2000円の木戸銭で3席は安い!語り終えた後のかい枝さんは 汗だくだくでした。
お疲れ様?。

そのあとも 歓談は続き…最後までいられなかったのは残念でしたが
さばの湯 また行こうっと。

IMG_1838_trim_levelS.jpg

桂かい枝さんHP
http://eigorakugo.exblog.jp/i3/

さばの湯さんHP
http://sabanoyu.oyucafe.net/
別窓 | 落語 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| からすのつぶやき ふたたび |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。