2011-02-15 Tue 23:59
ふ???
第一回の放送 ご覧になっていただけましたか?? 私も家族と見ながら ツイッターの#nhk_drama10に書き込みしてました。 なので集中できず。(笑) まあ 試写会などで内容は事前に知っているのですが…。 結構な反響で見ていて面白かったです。 また 放送直後に電話やメールをくださった方もいらっしゃって 本当に有難くて すぐにお返事したいんですが なんかもう良い子は寝る時間ですし ぼちぼち感謝の気持ちを記していこうと思っています。 見てくださった皆さん ありがとうございます。 見てなかった皆さん いいんですよ。それはそれで。 でも もし あ しまった 見りゃよかった と思ってくださっていたら 再放送が 2月20日15:30?NHK総合にて 2月25日18:00?BShiにて ございます。 まあ お気楽に。でも いいドラマですよ。 ***** 公式HPに第一回分のレシピが掲載されました! ***** 四十九日のレシピ 平成23年2月15日(火)全4回 総合 夜10:00?10:48 公式HP 後藤プロデューサーブログ NHKドラマ10ツイッター or @nhk_drama10 |
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2011-02-15 Tue 00:49
これまでは 私が関わらせて頂いたサイドから『四十九日のレシピ』を見てきたわけですが
ほんまを言うたら 伊吹有貴さんの原作があってこそのドラマです。 Web伊吹有貴「折々のいぶき」 http://ibuki-yuki.jp/ ![]() 四十九日のレシピ 伊吹有貴 以前にも書きましたが とても読みやすくてすっと読めてしまえるにもかかわらず 登場人物の日常の悩みを見事に描いておられました。本として出版されたのはまだ2冊目ということで 作家のキャリアとしてはまだお若いほうなのかな…?と思いきや 出版社でのキャリアを積まれているとのこと。年代的には私などと重なる方ですので 原作の百合子の子供時代 現在の百合子のおかれた状況など とても想像しやすかったですね。 伊吹さんご自身 今回のドラマをどのように思っておられるのか。好意を持ってくださっているといいですね。 (これをしたためていた時点では まだNHKにインタビューが載ってなかったのですが 今では公式HPに喜んでくださった旨が書かれています。興味のある方はこちら) ***** また ドラマのエンディングテーマ『宇宙のレシピ』を歌っているのは「なゆた」さん。 この歌は 今回の番組のためにNHK出版となゆたさんが協力して作られたそうです。 なゆた nayuta official website http://www.rinken.gr.jp/entertainment/nayuta.html 横浜生まれ 鹿児島育ちの やさしい歌声の方です。 ![]() 『宇宙のレシピ』はitunesで先行配信されています。 気になられた方はチェック! ***** 四十九日のレシピ 平成23年2月15日(火)全4回 総合 夜10:00?10:48 公式HP 後藤プロデューサーブログ |
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2011-02-14 Mon 23:55
もう四十九日のレシピの日まで もう間近です!
後藤プロデューサーのブログにも 西谷監督がポスターを貼っている写真がご紹介されていましたが これ貼らせてくれるところってなかなか少ないですよね。探すの難し?。 私の場合はこんな感じで頑張ってきました。 まず頂いた宣伝用のポスター類 はがき類はこんな感じ。 特大B1ポスター5枚 B3ポスター5枚 ポストカード20枚 ![]() 特大B1ポスター大(76cmx103cm 約B1)B3ポスター(37x56cm 約B3) ![]() ![]() ![]() こちらはポストカードですね。 この中で一番はけやすいのははがきですね。 自分の親類 友人に送ったり 習い事の教室で配ったりはもちろん 父母の知人にも手分けしていただきましてですね さらに自分の住んでいる地域の区民センターに少しおかせていただくことになりました。 ![]() ![]() 先日見に行ったら区民センターの棚に こんな風に置いてくださってました。 B3ポスター これには父の多大なる尽力があって 色々な場所に貼らせていただくことに。 父 行きつけのイタリアレストラン 父 行きつけの床屋さん 父 行きつけの碁会所 私の通ってるメンタルクリニック(貼ってくれるかどうかは確約できないということでしたけど(苦笑)) 最期の一枚は記念にとっておきます。 ![]() ![]() ![]() L'EROE OVEST(レロエ・オヴェスト)というイタリアンレストランでは 入口を入ってすぐ左の壁に貼ってくださいました! L'EROE OVEST http://r.tabelog.com/kanagawa/A1402/A140201/14011609/ さて 問題なのは特大ポスターです。 これこそ丸々5枚残っておりまして…。貼るには大きすぎるし どうしたものかなあと。 一枚は記念にとっておいて 額に入れるつもりです。でも あと4枚。 一つの案はですね。大きなボール紙を買ってきて 2枚のポスターそれぞれの裏にボール紙を張り付け 前後にひもを通してですね。サンドイッチマンのように かぶれるようにする。それを私が身に着けて 繁華街を練り歩くというものです。なゆたさんの主題歌「宇宙のレシピ」をかけながら 一日中歩き回る。 周りの反応が良くないので まだ やってません。 もう一つの案は うちの玄関先に立札を立てて 日本共産党のように特大ポスターを貼りつける。これも恥ずかしい。うちにブロック塀でもあれば話は別なんですけどね。 凧揚げの凧にする。技術的なハンディがありますね。 A4サイズのチラシやポストカードがもっとあるとより告知しやすかったかもしれません。 何か良い案をお持ちの方は ご意見を頂ければと思います。 どうぞよろしくお願いします。 っていうより 見て!! ![]() ***** 追記: 先日2月8日 さばの湯さんという経堂のお店で開かれていた落語会に行った折に 桂吉坊さん個人あてのつもりではがきをお渡ししたら なんとその場で番組の宣伝をしてくれはりました!!「みなさーん CMタイムです!!」言うてね。 ![]() ![]() またさばの湯のオーナーさんも快く ハガキを置かせてくれまして もう泣けてきました。 さばの湯さんにとっては たった二回しか来ていない客が いきなり番組の宣伝をしているんですから 「はてな?」だったに違いないんですが…。お客さんたちも席亭もちゃんとはがきを見てくれて…。 ええ方たちです。ほんまにほんまにありがとうございました。 ![]() ![]() で 吉坊さんは『桂吉坊のきく藝』という本で伊東四郎さんと対談されてるんですね。伊東さん 最初はサラリーマンを目指していたのだけれど 高校卒業後 就職試験で全部落ちて 早稲田の(学生ではなく)生協のバイトをしているときに落研の人と出会ったのがきっかけで この世界に入って50年。 「役者は芝居に慣れてきたころが一番よくない。同じ舞台に何日も立っていると相手のセリフまで覚えてしまうけれど、そういった気持ではダメ。よく間がいいとか、間が悪いというようなことを言うけれど、いつもお客さんと同じような立場で状況を受け止めてセリフを返さなくちゃ新鮮じゃない。」といった内容を話されていた部分が印象的。 そんな伊東さんの演技を『四十九日のレシピ』でもご堪能ください! ***** 四十九日のレシピ 平成23年2月15日(火)全4回 総合 夜10:00?10:48 公式HP 後藤プロデューサーブログ NHKドラマ10ツイッター |
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2011-02-14 Mon 18:23
『四十九日のレシピ』 公式HPでもブログでもツイッターでも盛り上がってきていますが とうとう明日から放送開始です!
でも 本当は明日のお昼から始まっているんですよ。 なーんて そう 「スタジオパークからこんにちは」に伊東四郎さんがご出演されるんです! そういうことなら 実は12日の土曜日から始まっていた とも言えますね。 「土曜スタジオパーク」に和久井映見さんが出てらしたんですから。 和久井さんの控えめで何事にも真摯な姿勢が素敵でした。 …なんて はい すみません。 ばたばたしていて こちらでも告知を忘れてしまいました。 本当に申し訳ありません!! この物語の主人公は 子供がなかなか生まれずに悩んでいる上に 夫に愛人ができて実家に戻ってきてしまう百合子(和久井さん)というのが分かりやすいのでしょうが もう一人の大切な主人公は 急逝した妻を幸せにしてやれたかどうか分からずに悩む父の良平(伊東さん)です。 伊東さんの渋い演技が光ります!そして和久井さんとのシリアスなやり取りとは別に 井本(徳永えりさん)といういかにも今風の女の子やハルミと日本の名前を付けてあげた日系ブラジル人青年(渡部豪太さん)との間のコメディータッチのやりとりはとっても微笑ましい。さすが喜劇畑の方です。 ああ これなら井本やハルミと伊東さんとの掛け合いもイラストに描きたかったな?。 (のど元過ぎれば熱さを忘れる というのは こういうことでしょうか?) ![]() ![]() 皆さん バレンタインもよろしいですが その「愛」を家族「愛」の方にも広げてみませんか? (何を言っているんでしょうか?わたし。なんか宗教がかってきた。あぶない。あぶない。) そして 明日の夜 テレビの前に10時だよ全員集合!チャンネルはNHK総合で! あ 予約録画でも結構でございますよ。 わたしも予約しとかんと?。 ***** 四十九日のレシピ 平成23年2月15日(火)全4回 総合 夜10:00?10:48 公式HP 後藤プロデューサーブログ NHKドラマ10ツイッター |
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2011-02-03 Thu 00:05
8月半ばのある日 一本の電話がかかってきました。
「あ どうも。以前お世話になりましたMです。実は自分の教え子の推薦でNHKのお仕事をわたなべさんに引き受けてもらえないかという話がありまして…」 その教え子(先生と生徒というよりも友達のような印象)九州の大学院でアニメーション制作で修士か博士課程にいらっしゃらる山元準一さん(通称山GEんさん)からメールがあり NHKのお仕事でお付き合いのあるディレクターさんが私の絵のテイストを気に入ってくださったらしいとのこと。(もともと山GEんさんが私を知ってくれていたこと自体が奇跡なんですよ!) 山元準一さんHP そこで最寄駅の喫茶店までお越しいただきお会いすることになったのが 撮影見学日記で いやになるほど…いえいえ 何度もご登場願いました西谷監督でございます。 すでにその時もう一本の仕事も抱えていたので どうしようかなあ… と多少の迷いはあったのですが 西谷監督は誉め上手なんです!すでにHPに載せてあった絵を見て 「こんな感じがいいよねえ!これもいいと思うんだ!そうだよな?」と一緒に来ていらした美術の方と話しておられ なんかこう こちらのやりたい意識をくすぐるというか いやがうえにも高めるというか さすがは監督 人を乗せるのが上手い。 かいつまんでお話してくださったドラマの内容も良さそうでしたし お引き受けすることに! (翌日から早速 原作本も読ませていただきましたが とっても読みやすいのに 色々な立場の人間の悩みを描けていて なおかつ ちゃんと心に残る いい本でした。) ***** で 実作業は無理のない範囲で A5サイズで40枚ほどのイラストを9月から10月初旬まで となったのでございますが では9月に入ってから仕事を始めたらええかというと そういうことではないのでございます。 まずは8月の間にキャラクターデザインを固める! これには難渋いたしました! メインキャラクターの伊東四郎さん 風吹ジュンさん 十代の百合子…これは 和久井映見さんと子役の子(その時はまだ決まっておらず)を足して二で割った感じ の似顔絵を描くわけですからね。私 似顔絵なんてほとんど描いたことないんでございます。 それでまあ 伊東さんや風吹さん 和久井さんの写真をネットで漁り 伊東さんなんか30代の時の映像まで探してきてですね(また あるんですね!これが!!ネット万歳!!…て これはものづくりする人間が言ってはならぬ言葉なような気もしますが) ラフに取り掛かったわけですよ。 伊東さんなんか ちょうどそのころサラリーマンNEOの特番で出てらしてですね。生瀬勝彦さんと専業主夫としてパンツの正しいたたみ方を会得したとかなんとか言いつつ 飲み屋で女性もののパンツをたたむ というそんなとこまで録画して デッサンしてたんです。 でね。 これが… 似ない! 特に 風吹さんが全然似ない! ![]() ![]() (左は一番最初に描いてみたもの。右は原作のイメージに近づけると言いますか 「もっとふっくら」という監督のメールに こういうことではないよなあ…?と思いつつ描いたもの。なんだか藤子不二雄Aさんみたいな絵に…(汗)) ![]() (段々現在の形に近づいていますが 監督のイメージに合ったのは右上の百合子と見つめあう乙美(風吹さん)の図でした。) 最初ぎこちないのは当たり前としても 何度か描いてもどうも違うような… でも まずは提出してみるか と 西谷Dにメールでお送りするとですね やっぱりこちらがちょっとでも自信がないというのは 伝わるんですね。夜半に送ったはずなのに すぐにメールが返ってきまして「こうこうこう違う」という指示が来るんですよ。「目が少し暗めなので もう少し明るい感じで 風吹さんのぱっちりと大きめの目の感じが欲しいです。」とかね。 う?ん そうなんだけどなあ。今は ここまでだなあ…。また 明日にでも描いてみたら 気分も変わって 冷めた視点で良いものが描けるかもしれないなあ。などと思いつつも まだこねくり回していると 再び西谷Dからのメールが送られてくる。しかもあとからあとから次々と…!! 「ふっくらと言っても 漫画家が自画像を描く時に自分を多少不細工気味に描く あんな感じと 「お母さん」のイメージとしてのふっくらで…でも一見して風吹さんだと思えることも重要です。風吹さんは目と眉毛とあごと鼻に特徴があります。写真を貼付しますので その似顔絵を描いて頂き それをわたなべさん流に、そして乙美風なおかあさんとしてのイメージを付け加えてはどうでしょうか?乙見さんのイメージは大事なので粘って下さい。」 「添付した(わたなべさんの)絵をを風吹さんにもっと似せて 顔を長くせずにややふくよかにすればどうでしょうか?」 「二度目に送っていただいたものは、演技ができないタッチに確かになっています。 一度目のものを風吹さんに似せて、温かいオーラと年齢とややふくよかな感じが出せたら良いのだと思います。 最初に送っていただいたものを改良していくのが良いと思います。」 いや… ちょっと待って… 今 あなたの最初のメールをもとに直してるんです。追加の説明まで入れたらごちゃごちゃになるかも… とか 思ってたら ついには電話がかかってきまして 「風吹さんのイメージはねこうこうこういう感じなんですよ 送っていただいた中で これは良いと思うんですけどねえ でもこっちではないです。」 電話は凄いです。 声のニュアンスで メールでは伝えきれなかったことが一遍に伝わります。 最初から電話にしとけばよかった…(T_T)。 その後も風吹さんには最後の最後まで難儀しつつ なんとかかんとかOKを頂くことができたのでございます。 この時点で 9月の一週目くらい。実作業時間はちょっと押しておりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 乙美の進化(変化?)図 ![]() ***** 伊東四郎さんに関しては かなり最初の方からオッケーをもらってました。 男の方というのは 女性の私からすると特徴をとらえやすいんですね。特に伊東さんは個性あふるる方ですからねw(笑)。描けば描くほどちょっとした余裕まで出てきて コミカルなカットを描いて楽しんだりしていました。あと あまり練習なしに描くことになった百合子の夫役の宅間孝行さんも一発OKでした。 ![]() (まだまだ初期の段階ですが これだけは言えます。メガネを掛けないと似ないんですよね?。) ![]() ![]() 百合子ですか? イラストの中の百合子は 10歳から13歳くらいを想定していたし 実際の子役がいるわけではないので 意外と自由にかけたんですね。(目のちょっとしたライン一つで漫画っぽくなってしまうからダメ出しが出たり 細かいところで指示はありましたが 風吹さんより断然楽でした。) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 小さい百合子に関しては 子役の子がなかなか決まらなかったこともあって 最後の方になって決まった 畠山彩奈ちゃんの写真をさがして 似せようとしたりしましたが 一、二枚だけでしたし 私のいつもの絵になってしまいましたね。ごめんなさいね。 ![]() そして 和久井さん。練習はしたんですよ。和久井さん 『ちりとてちん』からのファンでしたし できるだけのことはしたいと思ってました。で しました。ですが 似たな と 思える絵と う?ん という絵と両方できてしまったかも…m(_ _;)m (この辺になってくると もう実作業との並行作業でしたのでキャラクターを詰めることだけに時間をかけてもいられないんです。) ![]() 女優さんが難しいのってなんででしょうかね? 男性のようにちょっとカリカチュアが入っても構わないや という気軽さでは描けなくて やっぱり綺麗に描きたいという部分と 特徴をとらえて目鼻立ちを強調するというかいじるというか そんなことが ぶつかってしまうんでしょうか? いや そんなことは私の言い訳でしてねえ。 山藤章二さんやったら そんなことないんでしょうが。 ともかく 色々な顔立ちの人を描く という大変勉強になったお仕事でした。 ![]() (フラメンコとフラダンスを間違えた…) →後半へ続く ***** 四十九日のレシピ 平成23年2月15日(火)全4回 総合 夜10:00?10:48 公式HP 後藤プロデューサーブログ |
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