一週間前の今日は旅の準備で忙しくしていたなあ。仕事の合間を縫っての3日間の旅行。直前まで、仕事関係で自分のプロフィール用の写真を撮ったりしていて…。
寝たのは11時。起きたのは朝4時。そんな早起きの理由は飛行機に乗るため。

羽田空港からJAL1461便で松山空港へ。
普通四国に行くなら新幹線で岡山へ行ってそこから在来線に乗るでしょう???といいたいところだけれど、松山からまわった方が今回の目的地、四万十川の村、江川崎には近いのだそうだ。

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天気は曇り。ネットの天気予報では四万十市は22日曇りのち雨、23日曇り、24日晴れときどき曇りとなっていて、四万十川でのカヌーをメインに据えていた私たちは、一度はすべてをキャンセルして1,2週間日延べしようかとも思ったけれど迷いに迷った挙句やはり行くことに。(ちなみに一番迷っていたのは相方さんだった。)

今回はうちの居候たちも同行。飛行機に乗るの、嬉しいねえ、イッパチよ。

わーい

ぶーん
松山空港はなんと快晴!なんで四万十は曇りの予報なんだ!?
懐かしの松山駅に到着。以前しまなみ海道を自転車で縦断した時に来たことがある。道後温泉も行ったよ行ったよ。ここのうどんも食べたよ食べたよ。



この松山駅で宇和海9号に乗り、宇和島まで。

宇和島で四万十トロッコ列車に乗り替え、外からの風を楽しみながら目的地江川崎までいくのです。
なんとも、移動だらけの旅でしょう?でもね、江川崎からさらに民宿までがまた遠いのです。
宇和島駅では2分間しか乗り換え時間がないので、ホームの反対側に乗り換え電車が待っていると思ったら大間違い!なんとここを「コの字型」にダーッっと走り抜けてやっとトロッコ列車の泊まっている「もう一列向こう」のホームにたどり着かなきゃいけない!乗り込んだとたんに列車が出発した…。お年寄りだと困るぞ、これ…。


この辺りは瓦屋根が立派な古い家並みが多く、また石垣もよく見かける。




くびとぶで、イッパチ。
トロッコ列車は気持ちがいいのか、ご機嫌なイッパチ(右)とシゲハチ(左)。




松丸駅にある足湯!うーん、、、入ってみたい!
松山から宇和島、江川崎に近づくに従ってだんだんとお天気は曇りがちになってきたけれど、このくらいならまだ…という感じ。このまま一日曇りのままでいてくれるんじゃないか?という期待を持ち始める我々。
江川崎に到着~。




まだまだ天気は大丈夫そうだ。ちょっとむっとするけれど、これならばこれからレンタサイクルをして、そこらを回って、それから宿へ5.5kmほどなんて調子良く行くんじゃないかしら?

駅(外観)
隣のレンタサイクルに入って手続きをしようとすると、女性に店員さんに「いいですけど…降りますよ?」。
え?降ります???
店員さんはドアを開いて空を眺め、「降りますね。」ときっぱり。


直後に雨は降り始めた。人形アニメーションに出てくるような、大きなしぶきが道路に華々しく上がっている。
どうしたらいい…?せっかく自転車に乗ろうと張り切っていたのになあ。
とりあえず待つしかないじゃないの…。とほほ。

テレビでは「笑っていいともスペシャル」が意味もなく流れている。
冷房の効いたログハウスで、なんとも情けない気持ちになりながら30分待ってみようかと話し合う私たちでした。
<つづく>