FC2ブログ
四十九日のレシピ 撮影見学にいきました その2 (2010/11/2)
2011-01-25 Tue 01:52
さて 前回の撮影見学の続きに戻りましょう。

家のセットに屋根を作って 天井から明かりを入れる代わりに 周囲から照らして自然光のような効果を出すのです という話をしましたですね。これって役者さんの周りだけを照らしてるわけじゃあないんです。

こんな感じで 

img1269-70v2.jpg
IMG_1365s.jpg

高ーいところにある照明の向きを変えたり 白い布を何枚も張り巡らせて 反射光を使ったりしてるんですね。
後藤Pのブログによると めっためたに!暑いんだそうでございます?。


風吹さんのお芝居はまだまだ続いておりましたが 後藤プロデューサーに案内され別のお部屋へと移動する我々。セットのわきをくぐり抜け 端っこの階段を上の階へと上がって分厚い扉を抜けると そこは編集室でありました。(編集室っていうのかなあ?確認用モニターのいっぱい並んでる 音調整なども行われる部屋です。)

IMG_1272s.jpgIMG_1275s.jpg

ええと 今回の撮影では本番用HDカメラは一台しかないのだそうです。もう一台 本番用カメラと同じ場所から撮影している小さいカメラがあったんですが それは市販の普通の人でも買えるカメラだそうで どうやら映像確認用らしい。話を聞いているとですねえ どうやら HDカメラからの映像そのものを直で編集室に送って確認する仕組みがないようなのです。ややこしいでしょ?よう聞いてくださいよ。

そこで その市販のカメラから映像を右側の写真のVTR室の編集機に送り そこを通して左の写真の部屋のモニターに映像を送ると 実際にHDで撮影したのと同じような(被写界深度の深めの)絵に見える。それで音と映像の確認をしてる。そういうことらしいんです…が ここらへんに誤解があったら ごめんなさい 後藤さま!!二度も説明してもらっといて まだ仕組みが分かってないんですう。
→間違ってました(^_^;) 訂正についてはこちらのブログをご覧下さい。


IMG_1277s.jpgIMG_1280s.jpg

本来はここで監督が指示を出すはずなのですが 今回は監督は演技指導などにかかりきりですので 下の現場にいます。モニターには風吹さんが縁側の掃除をしている場面が写っています。

さっさっさと箒でほこりを庭に掃き出した後 うーんと伸びをする風吹さん。そこで一言

「イナバウアー!」


これには思わず その場のスタッフ全員が大爆笑。



2,3回違う演技を撮影して 風吹さんのこの日の撮影シーンは終了。


(ところが このシーン あとで取り直しになったんでございます。
せっかくメイクも流して さて本日は上がり!という直前に モニターで確認したらぶれているとかなんとか…。
結局 再びメイクをして 風吹さんは二度目の撮影に挑みました。お疲れ様です。
でも こういうことってよくあるんでしょうね。
では風吹さんの「イナバウアー!」は本編では見られないのか…?気になる方は第一回目をご覧ください。




後藤さんの案内を終えて下に戻ってきたころには スタッフの女性がスケジュール表の終了箇所に線を引いておりました。見てみるとちょっと早めに終わったので 百合子(和久井さん)が風邪をひいて寝込んでいるシーンも午前中に撮影してしまおうとのこと。
IMG_1295s.jpgIMG_1313s.jpg

IMG_1318s_20110122215239.jpg
(クリックすると大きくなります)



この日は 幸運なことに 風吹さんにサインを頂くことができました!!

お前は 落語家さんでも役者さんでもサインばっかりもらいたがるなあーとかそういうことは言わんといてください。これは 母のためにもろうたのでございます!ええ 母のためです!!(語るに落ちる?)

風吹さんは おばあさんウィッグを取った姿は若々しく 青いデニムのつなぎを着ていてチャーミングでした。
自分のアイシャドウでサインの顔に頬紅を塗ってくれて…。即 定着液を吹きかけておきましたよ。(撮影のために持ってきといてよかった?(笑))

「母と一緒に『阿修羅のごとく』や『寅さん』で拝見してます」 と ご挨拶。
「可愛らしいイラストをありがとうございます」と言われてしまい うはああああ と 有頂天に。

IMG_1427s.jpgIMG_1431s.jpg
サインは台本の裏表紙(左)に表の表紙はこんな感じです(右)。

IMG_1429s.jpg
アイシャドーのほっぺ 可愛いですよね!



*****

IMG_1307s.jpg


まあ スタジオを出ると 行きかう通路は狭いですから 和久井さん 徳永さんなんかとふっつーにすれ違います。なんか うきうきしてしまいますね。「おはようございまーす」「お疲れ様でーす」なんて 当たり前のように挨拶してね。(内心では 『ちりとてちん』のおかあちゃんやおかあちゃん!!サイン欲しい!!!!とか ファンでーすて言いたい?とかあほなこと思いながらね。)

うきうきついでに 和久井さんが差し入れしてくださったお菓子をちゃっかり頂いたりしておりました。
(撮影時間が9時ごろから昼近くまであるので お腹すくんですね。)

IMG_1311s.jpg


*****


風吹さんの撮影のためにお貸ししていた画材を整理して 廊下に出ると後藤プロデューサーが「あ もうお帰りですか?」とお聞きになる。「いえいえ まだお帰りにはなりません?」とずうずうしくも居座ってしまった私たち。これ以降の 和久井映見さんと徳永えりさんの撮影もちゃっかり見せていただきました。
(長いことお邪魔してすいませんでした!)

IMG_1316_trimmedS.jpg
右が後藤プロデューサーです。

まずは二階の部屋で風邪をひいて寝込んでいる 百合子(和久井さん)の撮影。
これはもともと部屋のセットが狭い上に 20人ほどのスタッフが詰め寄っているので
和久井さんのお顔がちょろりっと見えただけでした。


IMG_1326s.jpgIMG1325s3.jpg



ビビビビビー いや ジリリリリーン やったかな?
スタジオ内では時々もんのすごい音が鳴るんです。
で それまで ぼぉっと 外側から見学していた自分らは しょっちゅう「びくぅっっ」となってたんでございますが これは別に寝てる人を起こそうてなことではありません。また 火事や!!とか泥棒!!てなことでもないんです。

後藤Pのブログを読んでいる方はすでにご存じでしょう。

ええ これ 本番の撮影が始まりますよーっ ちゅう合図なんです。

初めてこれに遭遇した時は めちゃくちゃビックリしました。
わたし どれかのカメラのケーブルでも踏んづけたかいな とか 思ったりして…。


長いこと見させていただいていて 段々分かってきたんですが 撮影には準備段階があるんですね。
ドライ・リハーサル → テスト → 本番

で 「ドライ行きまーす」と監督なりADさん(でしょうか 声に張りのある女性)が声をかけると ここでそのシーンの通しの芝居を一回やるわけです。普通のお芝居みたいにね。カメラや照明はまだ用意されていません。

で その時に監督から「和久井さんはこのセリフの時までには 縁側の近くに出てきておいてください」とか 「これこれこんな気持ちで」とかの演技指導が出るわけです。

IMG_1354s_painted.jpg
(白いもやもやっとしたのは役者さんです。お姿を載せられないのでこれでご勘弁を!)

で 「テスト」となると ふつう考えるところのリハーサルです。カメラや照明がセットされ 役者さんの映り具合などがチェックされた後 なんと!細切れに芝居を撮影していくのです。

実は 先ほども書いたように 今回の撮影 本番用HDカメラは一台しかありませんでした。
それ一台でロングショットも バストショットも クロースアップもなんでも撮らなくてはいけません。

IMG_1356_trimmedS.jpg


そこで この細切れ作戦 なわけです。

和久井さんと徳永さんのやりとりのシーンでしたが 一つの流れを ぶつっ ぶつっ と切りつつ でも流れが重なるところは多少かぶせつつ という撮影の仕方を見て 「面白いなあ」と思ったものでした。

そして 最後!本番です!これ 間違ったらどうしようもない!
内容は「テスト」の時と同じで 役者さんがカットごとの芝居をしていくのを 追って撮影するのですが 空気が違う!!!!!

IMG_1308ss.jpg

先ほどの ジリリリリリリリリ の 音とともに 現場の空気がピッと張りつめたものになる。
部外者の自分たちにもその空気が伝わってきます。ここで 音の一つも立てようもんなら…(汗)




青い服を着たAD(?)の女性(とてもテキパキ きびきびしていて 小柄な体のどこからあんなぴしぃっとした声が出るのだろうか と思うほど凛としていた)が
「本番行きまーす!はい よーい!!…     スタート!」
福島ADのカチンコが カチッ…
IMG_1384_trimmeds.jpg


和久井さんが掃除機をかける そこへ(なぜか)しおれた葉っぱの大根をバックパックに入れた徳永えりさんがやってくる 一仕切の会話…  





IMG_1364_cons.jpg

「はい カットぉ!」と西谷Dの声。


どぅはあああああ。

ものの数十秒ですが やたらと緊張させられるんです。

上の階の編集室から「チェック行きまーす」
映像がぶれていないか 余計な音が混じっていないかのチェックです。
映像は二階で確認しているので 広いスタジオ内に ひとしきり音声のみが響きます。

「はい オッケーでーす!!」

再び 安堵の溜息…。


ここのスタッフの人たちは ずっとこんなことやってるんでしょうねえ。





ワンシーンの撮影が終わったら すぐに次のシーンのための準備ですよ。20数人もの主に男性諸氏が一糸乱れぬ行動で ちゃっちゃっちゃっと準備を進めていく。カメラの位置 照明の位置を変える。ほんの5分か10分で次の撮影準備が整ってしまうわけです。
IMG_1379s_20110123112840.jpgIMG_1380s.jpg


そして またドライ→テスト→本番 の繰り返し。

体育会系ですなあ…。私の世界とあまりにかけ離れているぅ?。

IMG1369-1372.jpg

「う?ん… どうしよっかなあ…」
監督 考えるの図。
(クリックすると大きくなります)



IMG_1387s.jpgIMG_1388s.jpg


お二人の撮影が終わり 午前中はここまで!
お昼にしましょ!ということになりました。

IMG_1410s.jpg





サラリーマンNEOではないですが 『緑山スタジオの社食から』。

IMG_1397s.jpgIMG_1399s.jpg
IMG_1406s_20110123113801.jpg

IMG_1407_cols.jpg

窓から見えてるのはゴルフコースです。豪勢やなあ?!!!!

*****

IMG_1304s.jpgIMG_1417s.jpg

このあと 控室の鍵を返却して 緑山スタジオに別れを告げたわれわれでありました。


*****
<おまけ>
IMG_1319_eyeshadow.jpg
風吹ジュンさんのアイシャドー


四十九日のレシピ
2月15日 夜10:00より放送開始!

公式HP
後藤プロデューサーブログ
スポンサーサイト



別窓 | 四十九日のレシピ | コメント:2 | トラックバック:0 |
<<四十九日のレシピ 撮影見学にいきました:その2の訂正な?のだ!! | からすのつぶやき ふたたび | 四十九日のレシピ インタビュー映像なんてあったのね>>
コメント
-ほっぺ~-
おおー、風吹さんのサインかわいい!!
自分のイラストの入ったカラー台本にサインだなんて
これ以上の記念品はないですわね。

それにしてもドラマ収録って華やかでいいですな。いろんな人が一斉に動いてはカメラがまわると全員の神経がフレーム内の演技に集約していく感じが伝わってきます。息がつまっちゃいそうな緊張感。映画とかドラマとか現場をいちど見学してみたいものです。


モニタリングするとこは副調整室(副調とかサブとか)って言います。昔、この副調でCGセットの操演という仕事していたんですが、フロアにはマイクじゃないと声が通らないのでみんな好き勝手なことをいつも言っていて楽しいとこでした。

2011-01-25 Tue 10:30 | URL | ロイドル #JCdqMm0U[ 内容変更]
-Re: ほっぺ~-
> おおー、風吹さんのサインかわいい!!
> 自分のイラストの入ったカラー台本にサインだなんて
> これ以上の記念品はないですわね。

そう!素敵だったんですよ~。
彼女の微笑みそのもの という感じで!家宝です!


> それにしてもドラマ収録って華やかでいいですな。いろんな人が一斉に動いてはカメラがまわると全員の神経がフレーム内の演技に集約していく感じが伝わってきます。息がつまっちゃいそうな緊張感。映画とかドラマとか現場をいちど見学してみたいものです。

見学なら何度でも行きたいな~と思います。仕事なら…一度でいいかも。(^_^;)
(体力ないから 絶対死ぬ。)

> モニタリングするとこは副調整室(副調とかサブとか)って言います。昔、この副調でCGセットの操演という仕事していたんですが、フロアにはマイクじゃないと声が通らないのでみんな好き勝手なことをいつも言っていて楽しいとこでした。

へええ 『副調整室』ですか。自分たちからは全てが見えるし 自由に話せるけど 演者さんからは見えない という空間なんですね。あれだ!よく被疑者と刑事とのやりとりを 特別なガラスの裏で他の刑事たちが見ているみたいなシーンがあるけどそんなんでしょ!(勝手な想像)楽しそうです~。
2011-01-25 Tue 17:11 | URL | crowsw #-[ 内容変更]
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

トラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| からすのつぶやき ふたたび |