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『おもちやさん』のこと (『しあわせだいふく』 その四 和菓子屋さん取材 前編)
2007-12-13 Thu 23:44
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©NHK/Sachiyo Watanabe



『しあわせだいふく』が『みんなのうた』でかかるようになって
十日間が過ぎました。始まってしまえば 早いもので
こちらも作っていたときの苦労を どんどん忘れていきます。


けれども 忘れちゃならないこと。


この映像を制作するにあたって 
大変大きな協力をしてくださった方について 
書き足したいと思いますので
もう しばらくの おつきあいを、、、、。


***


「もちもちこちら」で始まる 『しあわせだいふく』の歌詞に
どのような映像を付けようかと考えたとき
やはり だいふくが出来る過程から見せられたら良いな
街の和菓子屋さんといった 小さいけれども温かい
町の人から親しまれている存在が出せたらいいのでは
と思いました。

それには 実際に大福を作っている職人さんの手元や
お店のたたずまい 店の中などをきちんと描かないと 
説得力のないものになってしまう。

そこで 実際に大福作りをしているところを見せてくれる 
和菓子屋さんはないものか と 
9月半ばから 徐々に探し始めたのです。

c04S.jpg
©NHK/Sachiyo Watanabe





しかし ないものですな。
これが。




友人に教えてもらったり ネットから調べた情報をもとに
9月中旬のまだ残暑きびしいざんしょってな中
都内の和菓子屋さんを回ったりもしたんですが
「お客さんが来て忙しいから、、、」とか
「さすがに 作っているところは、、、」と
断られてしまいました。

(それでも お店のたたずまいなどは
快く撮影させてくださったので
その辺りはまたとても参考になったんですが。)

NHKの担当者さんが
資料用にと 和菓子屋さんの特集をしたテープを
探してくださってたんですが 
そうそうすぐに見つかるものでもないし
ドンピシャの映像が見つかるかは分からない。
ならば 自分でも保険かけて 探し続けないとなあ、、、と。

それにしても 意外とガードは固い 弱ったなあ
と 思っていたら 友人が教えてくれた大福屋さんの中で
店頭でおもちを作っているところを見せてくれるってとこが
あるじゃないですか!




電話、、、、




これが なかなか手に取りづらい代物です。

家族や友人にかけるときには
身近で気安く使えてしまうのに
初めてのところにかける段になると
なんだかひたすら遠く ボタンの重い代物に早変わり。

ボタンを押すたびに 心臓ドキドキさせつつも
ネットにあった電話番号にかけると 若い男性の声。
からす「あの だいふくのアニメーションを作るので
取材をさせていただきたいのですが、、、」
電話の向こう「あ えーと 大丈夫だと思いますが、、、」
誰かに確認している。どうやら 店員さんらしい。


いつ行ってもいいのか 何時ごろなら良いのか
などの話が進む。いやー 始めはだめかと思っていただけに
ほっとする。

しかし、、、

店員「撮影の時間はどれくらいでしょう?」
からす「そうですねー。それでは、、、一時間くらいではいかがでしょう?」
と 答えると 次の瞬間 店長が電話に出て


「それで うちのメリットはなんですか?」

と 問いただされた。

うわー やっぱりだめなのかー???



メリットと言われても、、、
こちらは 影響力のある会社でもなんでもないし、、、。
正直に答えるしかありません。

これが『みんなのうた』のアニメーション制作のための取材であること
相手が公共放送であるため この和菓子屋さんの名前をNHKで
出すわけにはいかないだろう ということ
私個人で出来ることとしては 放映開始後に
和菓子屋さんのお名前を 協力店として個人のHP上でご紹介するくらい
ということを 率直に述べたところ
「じゃあ それで行きましょう!」と
意外とあっさりと OKしてくださる!

ああ 脅かさないでください、、、。

ただ 向こうの方としては 手元を撮影するだけなのに
一時間も時間を割かなくてはいけないことに疑問を感じたり
お客さんも来て忙しい最中にそれだけ協力して 
メリットが何もないのはどうもちょっと ということだったのだと思います。


それが 西荻窪の『おもちやさん』こと『越後鶴屋』さんでした。


http://www.shoji-dental.com/gm/echigo_tsuruya.html

http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/4545.html
©NHK/Sachiyo Watanabe


「一時間というのは 心配性の自分が予備の時間も含めて計算したので
実際は15分くらいで済むのではないかと思います」と説明し


「それでは 26日に伺います。」



電話を切って 数日後、、、


とうとう 取材の日がやってきた。

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©NHK/Sachiyo Watanabe


(つづく)







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