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ポムネンカ・空想庭園展・桂よね吉独演会(2009/09/05)
2009-09-05 Sat 23:43
いつのまにか夏休みも終わって 9月になってしまいましたね?。
8月の終わりから先週末までは 色々イベントがありました。
順不同ですが 記録しておきたいと思います。

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さてさて 先週の土曜日。
午後一で『屋根裏のポムネンカ』観てきました。
チェコの最後の大作家と言われるイジー・バルタ監督の作品で
この方の作品を見るのはわたくし初めてです。
普段は大人向けの作品を作っている監督が作られた 子供向け作品ということで
チェコ独特の造形のゆがみはあるものの 正当なエンターテイメント作品でした。
ガラクタで出来た人形たちの パーツパーツのディテイルが楽しかった?。

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その後は銀座プランクトン、、、もとへプランタンで行われている『空想庭園展』へ。
友人白樺兎師春くんの作品を観に行くのが 第一の目的でしたが
他にもスポンジによるかわいらしい造形物や 甲冑を着ている小動物達のミニチュアも
面白かったです。肝心の白樺君の作品は アニメーションの背景の仕事を通して得た
技術がふんだんに盛り込まれ 精緻に奥行きのある作品と成長しておりました。
ただ 個人的なわがままを言うと 初期の作品のざっくりとしたイメージ画も
好きなので このままリアリティのみが増していくのも寂しいなと。
でも 絵描きの絵というのは変化するものですからね?。




さあさあ これからが本番でございます!

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桂よね吉さん。
今年の2月1日 上方演芸ホールで行われた『文珍・南光のわがまま演芸会』で
彼の『芝居道楽(七段目のショートバージョン)』をテレビで観て
その所作の美しさ、可笑しさにファンになってしまったのでございます。

ちょうど病気療養中の毎日で 何もすることもなかったので
私と母は毎日 よね吉さんの落語を聴いては 笑い転げておりました。

『七段目』というのは 歌舞伎狂いの若旦那が 親旦那に叱られようが
二階に追いやられようが とにかく芝居の真似をして
丁稚まで相手役にして遊んでいる というそんな落語でして
自分が『名探偵ホームズ』や『不思議の国のアリス』の
セリフを全部覚えて一人暗唱していた若き頃にも 重なってしまうのです。

その 桂よね吉さんを目の前で観られる!しかも初めての国立演芸場の独演会で です。

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いや? 良かったですな?。

桂二乗さん『子ほめ』

よね吉さんとは別のお師匠さん 米二さんのお弟子さんです。
よね吉さんファンです と ご自分でも仰っていたように 
その所作の美しさはよね吉さんに通じるものがあり お上手でした。

春風亭一之輔さん『あくび指南』

2007年NHK新人演芸大賞落語部門 
2009年「東西若手落語家コンペティション2008グランドチャンピオン大会」で
二回ともよね吉さんに負けた とのこと。
しかしNHKの賞金でおごられてしまって 敵になるわけにも行かず、、、と(笑)。
あくび指南は 女性のお師匠さん目当てにあくびの稽古ごとに首を突っ込む男の話ですが
実は本当の師匠はおじいちゃん。舟に揺れながらのあくび なんてものを
教えてもらうんですが せっかちなこの男にはなかなか向かず 無理矢理連れて来られた
相棒の方が あくびをもらす、、、という なんとものんきな噺です。

なんども舟の稽古が出てくるので ちょっと繰り返しがつらかったかな、、、?

まくらでの 「東京の噺家が東京で出演しているのにこのAWAY感はなんでしょう」 
と仰ってたところで大いに笑いました。

桂よね吉さん

最初は白い着流しに黒の夏物の羽織で登場。かっこええ!座るのはこれまでも
皆さんが使っていた紫の座布団。歩き方にも何や 貫禄があるではないですか。
二乗さんの「今日初めて信者になられる皆様も、、、」というたのに応えて
「私が教祖の桂よね吉です」と(笑)。

『遊山舟』
お仕事での新宮行きの話をまくらに 夏の橋の上から喜六と清八が屋形船を見物しつつ
あれやこれや言うというもので 喜六のぼけと清八のつっこみが見所です。
よね吉さん かなり力はいって感じもしましたねえ。ちょっとね。
一緒に行ったともねくんは ちょっと二人のやり取りが冗漫に感じたと言ってましたが
会話ばっかりですからね。そうかもしれません。ただ それでも会話だけで
舟の遊びのありようとあそこまで生き生きと演じだせるというのは 技やと思います。

中入り

『たちきれ』

こちらでは白い座布団に 薄い群青色の揃いの着流しと羽織りやったと思います。
万葉亭柳眉役で出てはった『ちりとてちん』でのエピソードをまくらに
今度は打って変わって人情噺の『たちきれ線香』です。これは 惚れおうた若旦那と
まだまだ生娘の芸娘 小糸のただただ悲恋の物語ですが 小糸の墓前に座った
若旦那の表情が本当に哀しげで切なくて 胸にジーンと来ました。
よね吉さんが それまでより数段男前に見えたくらいでした(笑)。

実のところ 『芝居道楽』でしか よね吉さんを知らなんだわたくしにとって
この日の独演会は この方 どんな芸風の落語家さんなんやろか という不安も
少々あったわけですが この『遊山舟』と『たちきれ』のコントラストのある演出といい
それぞれの演じ分けの上手さといい 間の取り方 仕草 
ほんっまに凄い方やと思うたわけでございます。
惚れた!


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あるつてのお陰で よね吉さんからは サインを頂くことが出来て ほっくほくの私でした。
おまけに写真も撮らせて頂き また 手ぬぐいまで頂いたのですが、、、
これは、、、『ね吉』としか書いてない?
なんかの判じ物かいな?

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(しっかしまくらは長かったな?。いえいえお客としては嬉しい限りでございますが。)

桂よね吉HP
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